裁けぬを裁く「虚構推理 Season2」。最終回24話はうなぎ屋での珍問答から始まる。話題は驚きの殺人容疑に移るが、今回の話は琴子の役割を雄弁に語っている。

人ならざるを見る「虚構推理 Season2」。23話では事件の真実が明らかになる。だが、本章が明らかにしたのは事件の真相ではない。

人形だらけの「虚構推理 Season2」。22話では莉音達が琴子の求めた答えにたどり着くが、本題はむしろその先にある。この事件、なぜこうも長いお膳立てが必要だったのだろうか？

下ごしらえの「虚構推理 Season2」。21話は音無家の女性・音無莉音のモノローグから始まる。今回は彼女に課せられた役割について考えたい。

波風を求める「虚構推理 Season2」。20話では琴子がある男性から罪の告白を受ける。彼女は「ご冗談を」と返すが、事実、彼の犯した罪はそこにはない。

女傑と凡人の「虚構推理 Season2」。19話では呪いの人形を巡る怪事の解決編が描かれる。呪いというのは、目に見えないものだ。

釣り合いを探す「虚構推理 Season2」。18話では不思議な人形の騒動が描かれる。今回は多恵の言葉から見える物語の「帳尻」について考えてみたい。

逃亡者を追う「虚構推理 Season2」。17話では九郎の従姉妹・桜川六花が再登場する。彼女が逃げているのは、岩永琴子からであって岩永琴子からではない。

蜜月を段取りする「虚構推理 Season2」。16話では室井の冤罪事件の真実が語られる。だが、真実だけでは目的地へたどり着けない。

真心を探す「虚構推理 Season2」。15話では雪女が勇気を振り絞ってある抵抗を行う。彼女が抗った相手とは、琴子であって琴子ではない。

夢中をさまよう「虚構推理 Season2」。14話では一人の男と雪女の奇妙な事件が描かれる。今回は、生還してもなお続く遭難の話だ。

偽りに安寧を見る「虚構推理 Season2」。始まりの13話では世界観と登場人物の再説明がなされる。この再説明でもっとも重要だったのは、いったいなんだろう？