規制に引っかかりそうなので伏せ字付きタイトルでお送りします。
「ゾンビランドサガ」10話。メンバーがそれぞれに過去と折り合いを漬ける中、自分が未だ何も思い出せていないことに再度思いを馳せるさくら。ラストに向け、訪れるのは「見つめ直し」という蘇りの時。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月13日
500人相手の単独ライブ、そしてそこで自分について思い出せるのではと舞い上がるさくらは、最前線の立場もあってか周囲が見えなくなっている。幸太郎が「見つめ直し」をさせようとするのは当然ではある。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月13日
見つめ直しをするのなら、それまでの認識は一度死なせなければならない。だから山ごもりにはまともな設備すらない。ここでは「本番が近い=練習一筋でなければ」という認識は一度頭から消す必要がある。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月13日
けれど、その認識が強過ぎる故にさくらの見つめ直しは上手くいかない。山ごもりなんて無理と言っていた純子やリリィが、サバイバルで自分にできることを察すれば積極的なのとは対照的だ。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月13日
落とし穴や、猪に襲われたさくらの救出劇。アイドル活動に限らずサキ達は力を合わせるが、さくらはそれに気付けない。「かつてと違う自分」としてアイドルの自分を受け入れるステップを彼女は踏んでいない。そもそも記憶の無いさくらにそういう「かつて」は存在しない。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月13日
さくらにとっては目覚めてからの日々こそか「かつて」だ。だから、彼女が見つめ直すのも、死なせて蘇らせるのもそれになる。さくらは自分のいない（死んだ）練習風景にサキ達のやっていることの意味を見つめ直す。自分がどうなっていたかを見つめ直す。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月13日
そして、死は再び訪れる。もう一度トラックにはねられた彼女には生前の記憶が蘇るが、逆にゾンビィとして過ごした「かつて」は失われてしまう。フランシュシュの1号は、死んだ。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月13日
本来「かつてと違う自分」であるゾンビィこそが「かつて」になってしまう倒錯。しかし死体が死体のままでおれぬのがゾンビものなのだから、そこにもまた蘇りはあるだろう。さくらは自分を見つめ直すだろう。その姿に僕は、何を見るだろうか。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月13日
