「推しが武道館いってくれたら死ぬ」4話。かつて所属したグループでは人気最下位だったれおに力を与えた、くまさの「僕を信じて」という言葉。アイドルの偶像を信じるのがドルオタだが、信じることが力になるのはドルオタだけではない。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月31日
4話を通して、アイドルとドルオタは信じる心を問われている。例えば文はファンがどれだけ自分に投票してくれるかを信じられない。疑心は優佳の差し伸べた手も人気取りの小細工に見える暗鬼を生み、狼狽えた結果は最下位に終わる。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月31日
また、アイドルと同時に眞妃のドルオタとも言えるゆめ莉もまた眞妃を信じられていない。眞妃のスリートップ陥落を恐れ、リレーで空音へのわざとバトンタッチを遅らせるのはゆめ莉が信じることができていないからだ。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月31日
とはいえ、一片の迷いもなく信じることなどなかなかできない。舞菜にファンを信じてみてと助言したれおだってくまさに不安げに約束を確認するし、くまさは生誕祝いが来年もできると信じてはいない。えりぴよも全国3万人のファンと強がりつつ、自分が課金できない状況を恐怖する。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月31日
自分だけで信じ切りも疑い切りもできないなら、しかしそれは他者との関わりの中で強まりも弱まりもする。伝染りもする。舞菜はえりぴよに信じられるから全力で走ったし、バトンを受けた眞妃もゆめ莉を激励した。また、綱引きに合計体重が関わると信じれば皆が綱から手を放してしまう。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月31日
そういう信じる心の発信源となる力こそ「アイドル」の力であり、運動会の体育館で段差が無いように職業アイドルとドルオタの差異は今回乏しい。生誕委員長を任され皆に最前を勧められるくまさは間違いなく、信じる心の発信源になっている。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月31日
トップオタとは、ドルオタの中のトップアイドルなのだ。くまさもえりぴよも自分で思うよりずっと強い影響力を持っていて、それは皆がコスプレするかどうかにすら関わっている。アイドルに魅せられる彼らは、またアイドルの背中も押していくだろう。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月31日
というわけで押し武道の4話レビューでした。人気投票に大運動会と、普段のステージや露出から変動の起きる話によってアイドル側も内心が揺らぐ展開がまた違った側面を見せてくれる回だったように思います。くまささんれおのドルオタとしてもはや殿堂入りだよ。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月31日
そして皆がかき乱される中、優佳の変わらぬマイペースぶりがこっそり光る。信じる心と疑う心のバランスが無理なく取れているこの別格感、彼女こそ天然もののアイドルなのでしょう。忙しそうとは言うけど3トップでパフォーマンスする姿が見たい……!#推し武道 pic.twitter.com/63FzwwAV1Z
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月31日