「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」9話。習得した機械化能力を、メイプルは他にバレないよう一部だけ見せる。未知とは、保たれることに価値がある。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月5日
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ギルド対抗戦にしても同様で、楓の木はメイプルのスキルの回数制限がバレないようにしたい=未知を保ちたい。故に彼女は防衛に回り、アタッカーはサリー達が務める。一様に上着を被るのは己を隠すため、未知を保つため。#防振り
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プレイヤー達はオーブだけを奪い合っているのではない。情報を――未知を奪い合っている。だから戦いはイベント開始前から始まっていて、サリーはフレデリカと決闘フィールドという「場外」でバトルを繰り広げる。#防振り
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月5日
フレデリカが重視したのは自分の情報を明かさないこと。つまり未知を守ること。対してサリーが重視したのは偽情報を流すこと。これは逆に未知を奪うこと。どちらにも存在するアドバンテージとはすなわち、未知の防衛と奪取が生み出す加点。#防振り
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月5日
そうした意味では、サリーにも意図を掴ませなかったドレッドも弱気な本性を周囲に晒さなかったミィも、大事な己の未知はしっかり守り抜いている。そのことは単純なポイント以上に今後の展開に影響するだろう。#防振り
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オーブを奪ったのは誰のギルドか?という未知を保つことで、メイプル達は数に勝る4つのギルド合同の襲撃を退けた。とはいえ少人数の不利は明らか。この先がどうなるかという未知のオーブは、見事に視聴者への期待のポイントへ変換されているのだ。#防振り
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……というわけで防振りの9話レビューでした。メイプルは未知を掘り出すことには長けていても、それを奪い合うのはけして得意ではない。これによって彼女1人いれば十分という状態を避け、サリーを活躍させるのはよくできているなと思います。#防振り
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月5日
最初はどうしてサリーはフレデリカから炎帝の国の情報の方を聞くのかと思ったのですが、自分と同様に偽情報を流さないとは限らないからなのでしょうね。他所のギルドのことなら潰し合うよう本当の情報を流すメリットが向こうにあるから信じられる。そこまで考えて会話できちゃうのか。#防振り
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月5日
こうした構図が現れることで、既知を重視するペインが顔を映さない=彼自身は未知を保っているのも見えてきて。彼がそのアドバンテージを開放する時は相当な大事になるのではと期待も膨らみました。次回も楽しみです。#防振り
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月5日
しかしミィの実際の性格は予想通りだったが、大丈夫かなこれ。正体がバレた時、ギルドメンバーはギャップが生み出す未知の魅力に失望どころか沼落ちしてしまうのでは。#防振り
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月5日