「群れなせ!シートン学園」11話。動物達の文化祭は人間のそれと似ている(同じ)ようで違って、違っているようでやはり似ている。アンが踏み込むのは、そういう迷路だ。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月17日
© 山下文吾・Cygames/アニメ「群れなせ!シートン学園」製作委員会#シートン pic.twitter.com/2qmPgsKXIC
「同じ」と「違う」では前者の方が仲良くできると思われがちだが、実際はそう単純ではない。例えば、イエナとアンが争うのは2人が「同じ」ように瞳を大切に思っているからこそ。#シートン
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一方で、イエナは料理部には入らない=「違う」存在であることを貫くがそれは仲の良さを否定しない。シートン学園の生徒も異なるダーウィン学園の生徒の来場を歓迎する。#シートン
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「同じ」も「違う」も、それだけでは何の保証にもならないのだ。うんちを美味しく食べられることはうんちを食べることを是とする価値観の共有を意味しないし、同じ瞳を巡ってイエナとアンが争うことはイエナの言葉がアンに届かないことを意味しない。#シートン
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同志の筈の絶滅同盟EX団は互いの違いで諍い、自分が人ではないことばかり認識してアンは瞳に素直になれない。「同じ」だけを見ようとすればかえって些細な違いが目につくし、逆に「違う」だけを見れば今度は共通点を見落としてしまう。片方だけではバランスは取れないのだ。#シートン
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「同じ」と「違う」の狭間で惑うアンと共存の道を探るランカと、それを邪魔と受け取る謎の声。2人の「ボス」の対立はきっと、単なる弱肉強食の力比べにはならないだろう。そして、ジンはそこでどんな鍵を握ることになるだろうか?#シートン
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というわけでシートン学園の11話レビューでした。三角関係の勘違いからあらぬ方向へ想像力を発揮するジンのお花畑っぷりに爆笑。恥ずかしい妄想が全国に流れているのだが視聴者も眼福なので誰も困らない。#シートン
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ユカリの唐突な一本包丁満太郎パロディと言い、こういう下品さはけもフレとは違う本作の個性ですね。だから踏み込めるものもあって、上手く住み分けできているのではと思います。さてさて次回はいよいよ最終回、名残惜しいが楽しみ。#シートン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月17日