「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」11話。互いに隠し球をぶつけ合うメイプルとミィの対決は未知と未知の物量戦であり、しかしそれは千日手の様相を呈する。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月19日
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事実、自爆してもメイプルを倒せなかったミィと生き残ってもオーブを奪えなかったメイプルはどちらが勝ったとも言えない。互いに互いを知らぬ、質でも量でも等しい未知がぶつかりあっても終わりは見えない――が、しかし待ってほしい。知らないものは全てが未知なのだろうか?#防振り
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マイとユイはメイプルならやれると信じ、クロムとカスミは遠くの煙だけでメイプルの活躍だと察する。彼らにとってメイプルの未知は当たり前のこと、よく「知って」いること。未知はこの時、必ずしも見た目通りの質や量を保持していない。#防振り
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予想や予測は、未知を既知に裏返す力を持っている。そして未知が既知に裏返るなら逆もまた然り。「分かっていてもやれない」ことをやるのは既知であっても未知に等しい。#防振り
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VRなら痛くないと知っていても、上空から飛び降りる勇気を持てる者はなかなかいない。そして少人数の上位プレイヤーなら高速で移動できると知っていても、大規模ギルドの強みを捨てるその作戦を実行できる者もなかなかいない。既知を未知に変えるのは無謀と紙一重だ。#防振り
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ペインはその無謀を「それでも勝てる」という予測によって超えてみせた。この強敵を、メイプルはいかなる図式を持って打ち破るのだろうか。#防振り
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というわけで、防振りの11話レビューでした。前回の「尽きない未知」は最終回の決め手になると想像していたのでどうするのかと思っていましたが、なるほどこんな壁の作り方があるのか。#防振り
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「自分には既知、相手には未知」は戦いを有利に進める大きな力。それを使いこなすペインをメイプルがどう上回るのか、最終回が楽しみです。#防振り
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