「LISTENERS リスナーズ」8話。次の目的地までは遠く、飛行機でもあれば……と呟けば本当に飛行機が飛んできた。それは言ってみれば嘘から真実が生まれたようなもの、嘘に真実の穴が開いたようなものだ。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月23日
©1st PLACE・スロウカーブ・Story Riders/LISTENERS製作委員会#listeners_rock pic.twitter.com/UQpzBc5myG
ロンディニウム軍の参謀・トミーがもたらすのはミュウとエコヲの旅の擬似的な――嘘の――終わりである。ジミについてエコヲが手伝えることはなく、AMPビルダーとして腕をふるう場所もある。ならば自分とミュウが一緒にいる必然性は何か、エコヲは問われる。#listeners_rock
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月23日
責任者なのにバイトリーダー、かつて給料をちょろまかした嘘つきのマーシャルがエコヲに芯を突いた助言をするのは象徴的だ。嘘つきだって真実を言う。嘘からだって真実は生まれる。嘘にも真実の穴は開く。#listeners_rock
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月23日
記憶喪失のミュウは全てが嘘の存在と言ってよく、ならば彼女との旅もまた嘘だ。けれどそこでエコヲとの間に育まれた思いは嘘ではない。ならばそれこそ真実なのだとエコヲは気付く。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月23日
©1st PLACE・スロウカーブ・Story Riders/LISTENERS製作委員会#listeners_rock pic.twitter.com/lIkNJ4Rig2
けれど嘘に真実の穴が開くことは、逆に言えば真実にだって嘘の穴が開くことも意味する。エース元帥が真実ジミの帰還を願って準備した演劇を、トミーは別のものに変えてしまう。嘘にしてしまう。#listeners_rock
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月23日
ミュウの背中には穴が開いている。真実と嘘を行き来する穴が開いている。トミーはそこにジミの魂とでも呼ぶべきものを挿し込みミュウを変えてしまう。1人の少女の真実を嘘に変えてしまう。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月23日
©1st PLACE・スロウカーブ・Story Riders/LISTENERS製作委員会#listeners_rock pic.twitter.com/VwpxTfuFFz
果たしてエコヲは、2人で見つけたミュウという真実を取り戻すことができるだろうか。その奮闘に世界の、そして世界と同じくらい大切なものの命運がかかっている。#listeners_rock
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月23日
というわけでリスナーズの8話レビューでした。なるほど、前回開いた「穴」の内幕はこんなことになっていたのか。そしてそこに前回だけでなく、ロズやノイズ三姉妹の言葉も吸い込まれていくと。次回、エコヲがビシッと決めてくれるのを期待してます。#listeners_rock
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月23日