「ラブライブ!」2期9話。最終予選当日は雪が降り、太陽は隠れている。ライブに備えて穂乃果もらしさを封印してなかなか寝床から出ない。つまり隠れている太陽とは「穂乃果」であり「アイドル」だ。
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実際、会場までの彼女達は自ら道を切り開くというようなことはできていない。緊張し、降雪で出場すら危うくなり、会場まで歩いて行こうにも吹雪の強さにまともに進むこともできない。太陽は確かに眩しいけれど、雲に隠れればその光は大地に十分には届かない。#lovelive
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太陽の通る道を開くのは太陽ではなく、それに照らされる者達である。弟妹が緊張を解し、同じ学校の仲間が雪をかいて道を作り、穂乃果達はどうにか会場へたどり着く。トンネルを抜けて「太陽」は輝きを許される。
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そしてこの9話にはもう1つ「道」が示されている。無灯火の最終予選のステージはあまりに大きく、あまりに白い。「太陽」がそこを通るのは困難に思える、光を阻むような道。
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けれど、μ’sは皆の作ってくれた道を通ってきたのだ。その道はこのステージに、更にはその先へまで繋がっている。太陽の通る道は黄金色に輝く。
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穂乃果の感じた皆への「大好きな気持ち」。それこそはきっと、μ’sがラブソングを歌うために必要な最後のピースだったのだろう。だから道は開けた。そして、開けた道の先には新たな未来が待っている。#lovelive
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というわけでラブライブ2期9話のレビューでした。2期全体に敷衍できそうなほど、穂乃果が恩返しされるお話という印象があります。転ぶくらい突っ走る彼女に道を切り開いてもらった皆が、今度は彼女の道を作ってあげる。#lovelive
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それは学校の皆や家族に限った話でもなくて、ライブ会場へ向かおうとするも進めない穂乃果を励ますことりや海未、また穂乃果を受け止める絵里などにも言えることで。それもまた本作で描かれている「変化」の1つなのかもしれません。#lovelive
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さてさて、最終予選の結果は。μ’sのこれからは。話数ももう残り1/3となりました。#lovelive
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