「ラブライブ!」2期10話。寝入ってしまった穂乃果は紅白の勝敗を妹に聞かねばならないし、年が明けたかどうかも自分では分からない。すなわちこの時、答えや決定権といったものは己の外にある。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) June 5, 2020
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外的なものが力を持つことは今回徹底していて、普段と異なる振袖や巫女服が目を引くだけに留まらない。なにせμ’sがラブライブに出場を決めたことすら、私達はμ’sではなくA-RISEの言葉から知るのだ。
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今後の本戦においても、外的なものの重要性は変わらないことが示唆される。50近くのグループの歌唱全てを客が聞いたり覚えてくれるわけではないから、事前に……つまり本戦の外でアピールしなければならない。#lovelive
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グループを一言で表すキャッチフレーズは、そういう外的なものの中でももっとも外側にある。しかし、外的なものだからと言ってそれは無節操に付け足すものではない。むしろ、内側を凝縮したものでなければならない。#lovelive
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外的なものにこそ本質は宿るのだ。だから穂乃果達は自分達の本質が何なのか悩む。最初にそして先ほど述べたように答えや決定権は己の外にあるもので、内側ばかりを見つめてもキャッチフレーズは見つからない。#lovelive
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それは穂乃果を訪ねたA-RISEのツバサも同様で、彼女は敗因を自分を見つめ直すだけでは見つけられず悩んでいる。μ’sを突き動かす原動力とは何か――外部に求めたその答えは、μ’sも求めたキャッチフレーズでもあった。
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答えは己の外にある。ツバサの問いに答えられなかった穂乃果はしかし、妹への質問や皆への感謝の餅つき、自分達の活躍を願ってくれる絵馬といったものを通してそれを辿っていく。
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答えは己の外にあるのだ。自分達の本質は自分達の外にあるのだ。応援してくれる皆に本質を託され(彼らの外的な存在となり)、それを力に成長できるのがμ’s。応援し応援され共に成長するのがμ’s。#lovelive
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ゆえに彼女達があげる名乗りは、キャッチフレーズは「みんなで叶える物語」。そしてそこに本質を託したのはツバサも同じ。μ’sの原動力を知ることのできた彼女は、それによって敗因もまた知ることができたのだった。
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というわけでラブライブ2期10話レビューでした。本戦出場の瞬間を省くとは、思い切った描写の仕方をするもので。よくよくコンセプトのハッキリした作品だと思います。コンセプトが僕と相性がいいかどうか、はまた少し違う話ではありますが。#lovelive
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それにしても雪穂は眼鏡っ娘だったのか。コンタクトにしなくてもいいのよっていうかしない方がいいよ花陽は外しちゃったし個性付けしようそうしよう。
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