「LISTENERS リスナーズ」11話。共に暮らしていたミミナシに自分の声が届かない(喪失している)異常をきっかけにロズはミュウに起きた異変を知る。起点は成功や喜びばかりとは限らない。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) June 13, 2020
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思い返せば、本作の登場人物は多くが過ちや喪失に思い悩む人々であった。ジミにまつわる過ちや喪失に打ちひしがれ、抜け出せなかった人々。しかしそれが、誤解という過ちの下でミュウとエコヲが彼らを訪ねるきっかけとなった。#listeners_rock
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過ちや喪失それそのものはけして消えない。かつて殿下やケヴィンがノームの民を裏切った過去は変わらない。ロンディニウムで起きた悲劇と惨劇も変わらない。けれど、過ちや喪失からもまた生まれるものはある。それは、過ちや喪失を未来に繋ぐということ。#listeners_rock
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ケヴィンが提供したオーパーツはそういう、皆の過ちをミュウへと繋ぐ代物である。彼女がジミの親族ではないかとの誤りに基づいた旅の過ちが生んだ、繋がりの証。#listeners_rock
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しかしそこには一番大切なものが足りない。この過ちの旅でもっともミュウと繋がっていた少年がいない。だからその一撃は繋がらない。そして、その「過ち」がまた少年の出番を生み出していく。
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エコヲは再びミュウの前に立つ。ロンディニウムで彼女を救えなかった、言葉を届けられなかった過ちの上に立つ。かつて叫んだ心のアウトプットジャックは、今は彼の背中にはっきりとある。#listeners_rock
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というわけでリスナーズの11話レビューでした。真打ちは最後に登場する。これまでステージを彩ってきたゲスト・プレイヤー達がエコヲの前座を務めるあたりに終わりの近さを感じます。#listeners_rock
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次回はとうとう最終回。物語の始まりであったリバチェスタをステージに、最後はどんなお話が繰り広げられるのでしょう。#listeners_rock
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