「ラブライブ!サンシャイン!!」10話冒頭、梨子は千歌に何度も歌詞の催促をし、また彼女のもとへはピアノコンクールの案内が再び届く。これらはどちらも見ようによっては"死と再生"の繰り返しである。(以下続く)
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スクールアイドルに復帰して過剰なほどのやる気に満ちているダイヤのように、死から再生したものはかつて以上の勢いを持つことがある。傷ついたからこそ、それを取り戻して先に進むように。
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それはけして人の心に限らない。ダイヤが入手したμ’sの特訓メニューも、シャイ煮や堕天使の涙も海の家の手伝いやそこでの売れ行きの悪さなどを経て死に、再生していく。
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ただダイヤの空回りぶりを見ても分かるように、再生したものがそのまま正しくなるわけではない。周囲から指摘を受けるなり失敗するなり何度も"死"んで、何度も"再生"して修正を繰り返すことで少しずつ進んでいく他ない。#lovelive_sunshine
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「今の私達の全力を見てもらう。それで駄目だったらまた頑張る。それを繰り返すしかないんじゃないかな」……前回の千歌の言葉は"死と再生"の繰り返しそのものだ。だから後に続くのは当然、その実践になる。#lovelive_sunshine
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千歌は梨子と2人だけの相談を繰り返す。ピアノコンクールとラブライブ予選が同日で悩んでいるのではないか、出るべきではないか――千歌は一度でスッと答えを指し示すことはできない。納得したようでもまた悩んで、考え直す。#lovelive_sunshine
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歯がゆいようだけれど、しかしそれはとても着実な道だ。信頼によりかかれば伝えたつもりで伝わっていない陥穽に落ちることは、こじれにこじれた3年生組の過去が証明している。#lovelive_sunshine
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言わなければ伝わらない、けれど言っただけで全て伝わるわけでもない。だから伝えた言葉の死と再生を繰り返して、答えを探していく。それができるのが千歌という子であり、そして彼女は梨子のピアノへの思いにすらもその手を伸ばしていく。#lovelive_sunshine
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どんな結果になるとしても、然るべき"死"であれば"再生"へと繋がる。それは成功と失敗そのものより困難な、しかし誰もが手を伸ばせる「輝き」なのである。
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というわけでサンシャインの10話レビューでした。3年生組のドラマが前後でテーマとして続いているのがいいですね。だからAqoursの話なわけで。#lovelive_sunshine
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堕天使の涙が元ネタの「堕天使の宝珠」も沼津バーガーで売ってるのでしたっけ。今度里帰りしたら買ってみようかしらん。#lovelive_sunshine
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