ガンプラスターターセットを組みました

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初心者向けとして位置付けられたプラモデル、2010年発売の「ガンプラスターターセット」を組み立てました。
内容としては、アニメカラーで成形されたHGUCガンダム(No.21)とザクⅡが同梱、説明書とは別に作り方を教えてくれるガイドブックが掲載されたものとなっています。
 
 

 

プラモ概要

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店頭価格は2,000円より少し安いくらい。同じく初心者向けとして価格を頑張ったであろうダブルオーダイバーやバルバトスルプスが実売価格1,000円を切りますから、すごくコスパがいいわけでもないですが、関連する機体のセットというのはやはり並べるだけで存在感が増すわけで。同梱されているガンプラHowtoガイドも説明が分かりやすく、ゲート処理やスミ入れ、後ハメ加工といった技術を知ることができます。


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買ってみて特に良かったのは、合わせ目消しのやり方が掴めたことですね。以前初挑戦した時は、圧着が弱かったこともありますがヤスリがけしても接着剤部分が見えたままで全然上手く行かず。今回ガイド記載のパーティングラインを消す方法と同じ要領でアートナイフでカンナがけして、初めてちゃんと消すことができました。そのままなら左右合わせで腕や足の真ん中にぱっくり残る合わせ目が!見えない!


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全部上手くできたわけではないので、後ほどリアルタッチマーカーを塗ったら片足は合わせ目が出てしまったりもしてますが。


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あとカンナがけでハイパーバズーカが削れ過ぎて中央部分が腰背面のラッチにハマらなくなり、やむなくセメダインを塗って太さを調節することになったり。上からガンダムマーカーで塗装してますが上手くごまかせてますでしょうか。

 

 

収録キット1.RX-78-2ガンダム

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RX-78-2ガンダムの方はビームライフル、ハイパーバズーカ、シールドと一般的に浮かぶ武装のセット。ビームサーベルはパックパックから柄を外してビーム刃を取り付けるわけですが、背面時の収まりが悪くすぐポロリするのが泣き所。
 

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腕や足の合わせ目は概ね消せましたが、胸部上方は首パーツの組み込みに失敗したのに気付いてむりやり切開→合わせ目が消せなくなったため、開き直って段落ちモールドっぽく目立たせました。

  

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カメラや隈取はシールを貼るところですが、ガンダムマーカーで塗り分け。シールよりぐんと立体感が出るもんですね。

  

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スミ入れは主に流し込みスミ入れペンのブルーを使用。白に使うこともあるそうなので試しにやってみましたが、あまり良い影にはできていない印象。この色は素直に濃紺の機体とかに使おう……

 

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シールド裏は少し変えてシャーペンでスミ入れ。目立たない場所の割にやたらモールドが細かいです。

 

f:id:yhaniwa:20200927145750j:plain赤青2色と色分けがかなりざっくりしてますが、コアファイターも付いてきたのでガンダムマーカーで塗装。ちょいちょいはみ出てるのはまだしも、スミ入れを盛大に失敗……

 

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バーニアの内側や脚部から覗く一部パーツはガンダムマーカーのレッドゴールドで塗装。このガンプラのお気に入り部分で、見るとニヤニヤしてしまいます。でもこれ、考えてみるとバーニアの端は削り込んで薄くするべきだったのでは……?

  

 

収録キット2.量産型ザク

f:id:yhaniwa:20200927150409j:plainザクの方はザクマシンガンとザクバズーカ、ヒートホークに加え、J型装備の脚部ミサイルポッドまでついている豪華仕様。接地性はガンダム以上ですが腰が回らない(!)。今となっては逆に驚き。


f:id:yhaniwa:20200927150504j:plainスミ入れは細ペンのグレー、流し込みペンのオリーブを使用。モールドがほとんど無いので後者は腕くらいにしか使わず、スミ入れ作業はもっぱら頭や足のパイプ部分にすることになりました。
 

f:id:yhaniwa:20200927150556j:plainミサイルの弾頭やポッドにヒートホーク、バックパックと関節をチョイチョイとガンダムマーカーで塗装しています。脚部背面はお世辞にも綺麗に合わせ目消しできてませんね。
 

終わりに

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当初はスジボリやデカール貼りなどもするつもりでしたが、組み立てている内にむしろこのままの方がいいなと考え直しました。細かいモールドが欲しければ後年発売された個々のキットを買えばいいわけですし、アニメっぽいままの方がいいなと。このため、トップコート後のリアルタッチマーカーでのウェザリングも控え目です。

 

 

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キットそのものは20年近く前の規格ですから、近年のものと比べて合わせ目など見劣りする部分は多々あります。ですがプロポーションはアニメから出てきたかのようで優秀ですし、ちょっと加工するだけでグッとカッコ良さが増しました。今となっては最初にオススメなガンプラというより、手を加える楽しさを知るための教材的ガンプラと言えるかもしれません。今回の経験は今後のプラモ作りに色々活かせそうです。