アルスアースリィのための検証機というイメージでアースリィガンダムを塗装(とクリアパーツ差し替え)しました。
1.製作経緯
コンセプトは「アルスアースリィガンダム色のアースリィガンダム」……だったのですが、残念ながら一番の鍵であるダークブルー部分の紫味が再現できませんでした。
クレオスのスプレー缶のセミグロスブラック&ブルーでティターンズブルーを作ってみたことがあり、同じようにセミグロスブラックの上にMSパープルやタミヤのブルーバイオレットでいけないかなと期待したのですが思った以上に隠蔽力が強く断念。結局、ここはセミグロスブラックそのままで妥協することに。
また今回はコアガンダムのスミ入れはほとんどサボってるのですが、口部のスリットは塗装前に彫り直してグレイでスミ入れしてみました。ライトグレイでなくても、暗色のスミ入れには十分使えそう。
アースアーマーの青部分は成型色のまま、オーソドックスなホワイトデカール。面が切り替わる直前の部分(なんと呼んだらいいんだ)に意識してデカールを貼ってみました。ラインデカールを貼るのに向いた場所も分かってきたかも。
バーニアの内側はエナメル塗料で赤に塗装。こういうチマチマした場所を塗るのにうってつけですね。
2.アクションポーズ
目標の色にできなかったのが悔やまれますが、まあ失敗したなりにはまとまったかなと。しかし撮影中の時点でコアガンダムとアーマーの干渉部分の塗装が剥げるのがショック……
3.妄想インスト
プラネッツシステムに注目し同様の機体を作ることを目論んだアルスであったが、GBNのデータ解析のみでの開発はけして効率的ではなかった。実機による計測・検証を目的として、解析の済んでいるデータを基に製作されたのがこのイミテイトアースリィガンダムである。
データのみからの模倣ながら性能の再現度は高く、比較ではオリジナルとの差は誤差±3%以内と推定されている。
オリジナルからのアーマー奪取も視野に入れたプラネッツシステムの規格確認、戦術的な応用範囲の確認など多岐に渡るデータが本機によるテストで収集され、アルス版コアガンダムとアーマーへ反映された。
オリジナル譲りの高い性能を持つが本機はあくまでデータ収集・検証用に過ぎず、実戦には投入されていない。最終的には完成したアルスアースリィガンダムの評価試験の相手を務め、その性能差の前になすすべもなく撃破されている。
4.カラーレシピ
*基本的にクレオスのラッカースプレーを使用
本体ブラック部:つや消しブラック
本体ライトブルー部:ライトブルー(115番の方)
センサー:ガンダムマーカーアイグリーン
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