1.製作あれこれ

再製造された
デュエルガンダムを
ファントムペインが改修した派生機・ブル
デュエルガンダム。SEED系は未視聴、とてもえげつない目に遭ったと聞いていますが、素早さを損なわない増加アーマー、フォルテストラのデザインが気に入っている機体です(写真は太ましいですが)。
ガンダムベース東京に行った際にたまたま再販されていたものを購入。

HGCEの
ストライクガンダムにフォルテストラを接着する作例が多くありEGのストライクで同じことができないかなと考えていたのですが、貴重な
ガンプラの穴をデカくしたりする工作にビビって断念。そのまま組み立てとなりました。加工技術に乏しいのでプロ
ポーション等は2002年発売キットの2006年リデコ品そのままです。可動も狭い。が、可動が狭いなら塗装が擦れる危険性も低いだろうということで開き直ってがっつり全塗装を施しました。

EGストライクと比べると、アーマー抜きでもだいぶ体型が違うのが分かります。

古いキットだけあって1つ1つのパーツが大きく、分割も最新のものには遠く及びません。特に各所のオレンジ部分を黒サフでリセットかけるのがとても面倒に思えたので、水性アクリル塗料を初使用してみました。
タミヤのオレンジを何も考えずに瓶から直塗り→シールでマスキングして装甲側をスプレー塗装。ラッカー塗料の方が強い塗料なのではみ出た部分も誤魔化せるだろうと考えたわけです。やってみると粘土が高く隠蔽力もありましたが、厚みにも繋がりあまりきれいな塗り分けにはならず。


フォルテストラや脚部背面の合わせ目はデザインナイフで削って段落ち化しました。遠目なら誤魔化せますが近くで見ると段が汚い。

当初はロービジ方向で塗装しようと考えて本体はRLM76ライトブルーで塗っていたのですが、どうもディアクティブモード寄りっぽくなってしまうため上から一部を除いてグレーサフ→グランプリホワイトで再塗装。またフォルテストラはなかなか近い色が見つからず、最終的に
タミヤのパールライトブルーに落ち着きました。メタリック系なので追加装甲らしい視覚的違いが出てこれはラッキー。

スティレットは専用手も肩部アーマー内もエナメル塗料のガンメタルで筆塗りしてますが、ジャーマングレーとあまり差が分かりません。別の色にした方が良かったか……

背面はパーツ分割やスラスター内の塗り分けが複雑で特に面倒でした。中央の5基のスラスターはジャーマングレーで全体を塗装、左右両端のスラスターはパールライトブルーで塗装した後に
ガンダムマーカーのブラックでちょんちょん塗り、その後いずれもオレンジ部分をエナメル塗料で塗りつけていきました。
今回はプラ棒を使ってディ
ティールアップやレッドポイントに初挑戦。2mmごとにデザインナイフで切断しようとしては飛ばしてしまいましたが、ぐるっと切れ目を入れて折れば良いと分かってからは量産が可能に。あまりきれいに切れているとは言えませんがヤスリでもかけたらいいのかしらん。付けるとパーツに立体的な情報が増えます。
レッドポイントは余っていた
ガンダムマーカーのメタリックレッドをちょんちょんと塗り、あらかじめビットブレードで削ったポイントへ接着……のつもりだったのですが、削りが浅く「貼りました」感が拭えない感じに。おまけに接着剤の選定の問題で色も溶けるし。付けると映えますがまだまだ練習が必要ですね。
またハ
セガワのスジボリ枠を使って
プラ板から切り出し各所に貼り付け。ただ0.3mmでは今ひとつ存在感に乏しく、どうも狭い所以外では0.5mmを使った方がいい模様。


脚部、フォルテストラ腕部の丸部分ににかしめ玉や
エッチングパーツを接着しました。メタルパーツも見栄えがいいので、ポイントを見つけては使っていきたいところ。

デカールはライン
デカールを多用。文字
デカールは一部を除いてフォルテストラのパールライトブルーに負け気味なので、これくらい太い方がいいのかと対比になりました。オレンジの
デカール、地味に好きです。
全部上手く行ったわけではないですがこれまでの技術のおさらい+初挑戦が多数あり、いろいろなことができた
ガンプラでした。細かいところの塗装にはスプレーより圧倒的に便利だし、アクリル塗料の筆塗りははこれから勉強してみたいところです。
2.アクションポーズ
3.カラーレシピ

主に
クレオスのカラースプレー使用
本体ホワイト部:RLM76ライトブルー→グレーサフ→グランプリホワイト
本体ライトブルー部:RLM76ライトブルー
本体関節・武器等グレー部:ジャーマングレー
本体・武器メタリックグレー部:エナメル塗料ガンメタル
本体オレンジ部:
タミヤ アクリル塗料オレンジ、エナメル塗料オレンジ
GUNSTA(ガンスタ)投稿はこちら。