今回の話、ノロと一体化するor共存するに重なる話でもあるのだなと。
刀使ノ巫女 第14話「家族の場景」 ©伍箇伝計画/刀使ノ巫女製作委員会
「刀使ノ巫女」14話を視聴。舞衣を中心に描くことで、前回の「同じに見えるけど違う」を踏襲しつつ逆の「違うようだけど同じ」も両立させていくようなお話と感じた。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年4月14日
「違うようだけど同じ」の1つは劇中、端的に語られている。舞衣とエレンが互いの家族が似たような物かもしれないと考える点。誕生日に会える会えないの違いはあるが、2人の良心は共に娘を大切に思っている。#tojinomiko
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そして親と子の関係に該当するのはもう1つ。珠鋼に接近する事で「母親に抱かれて安心する子供のよう」に穢れ(寂しさ)を浄化されるノロの存在だ。ニモという個体名や元の1つには戻れない、という点も親子の関係を想起させられるものがある。#tojinomiko
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ノロで実験するのは祀る事と「違う」のではと舞衣が問い、フリードマンが宗旨変えしたのではなく同じ考えの上にあると答える事も「違うようだけど同じ」内。服装だけ違うエレン、運営母体や名前は違うが続く研究や、御刀が舞衣を選ぶ事と舞衣が刀使である事を選ぶ事などもか。#tojinomiko
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逆に前回から引き続き「同じに見えるけど違う」ものもまた提示されている。刀使への風当たりが強くなった、という学長の一言で舞衣の父も同様に体面を気にしているようにミスリードされるが、言動を振り返ればそういう事は全く無いのが分かる。違うのだ。#tojinomiko
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ノロ強奪犯と今回荒魂を退治したフードの人物が同じ獅童ですよ、と可奈美達には思わせて終盤(獅童に喋らせる→ED後に彼女と全く違う存在が出る)でミスリードと視聴者に種明かしをするのも「同じに見えるけど違う」の内。#tojinomiko
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というかラストの人物が姫と呼ばれる点を考えると、ノロ強奪犯の方は「刀使と同じに見えるけど違う」でもあるのかな。ところで今お姫様の格好をさせられる獅童という電波を受信したんですが寿々花さん、たまには趣向を変えてどうでしょうか。#tojinomiko pic.twitter.com/ucw8lNwZZH
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今回は話だけ出ていた舞衣の家族が初めて描かれたわけだけど、「同じに見えるけど違う」「違うようだけど同じ」がたくさん込められていて面白かったなと思う。特に姉妹の真ん中の美緒。#tojinomiko
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美緒は母親のように世話を焼く姉に反抗的だけど、両親に関する事になると途端に素直だ。2人が帰ってくるとなれば喜ぶし、父が朝顔を出した時は母は寝ているのかと真っ先に尋ねている。そして「はいは1回」を母に言われると口答えしない。#tojinomiko
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美緒がトーストが好き、と繰り返すのは朝コーヒーだけで済ませる父に近いもの(洋食)を食べたい、そしてできれば一緒に食べたい気持ちのあらわれなのではなかろうかなと思う。多分この子、すごく「寂しがり」。#tojinomiko
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ラストで家族が囲む食事は母親が作ったものと同じではない。けれど確かに家族の食卓であり、団らんがある。それはつまり「同じに見えるけど違う」「違うようだけど同じ」が一緒にあるという事だ。#tojinomiko
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2クール目はエレンと舞衣、沙耶香と薫とパートナーをスイッチしての描写がOPで示唆されていたけど、これも「同じに見えるけど違う」「違うようだけど同じ」に通じるところかな。次回も楽しみ。#tojinomiko
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今週の眼鏡っ娘と先週の眼鏡っ娘。「同じに見えるけど違う」「違うようだけど同じ」。
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*人それを牽強付会と言う。#tojinomiko pic.twitter.com/qqpTk9BJCB