さ行-白い砂のアクアトープ
未来を紡ぐ「白い砂のアクアトープ」。24話ではいくつもの終わりと始まりが描かれる。まとまりがないようにも思える本作の作りを象徴するようなこの最終回からは、何を読み取ることができるのだろう?
逆しまが次のステージを生み出す「白い砂のアクアトープ」。23話、風花はいい感じにできたと半熟の目玉焼きをくくるに振る舞う。二人が今回得たものは、例えるならこの半熟の目玉焼きだ。
此方彼方を行き来する「白い砂のアクアトープ」。22話ではくくるの復帰とさらなる変化の兆しが描かれる。環境問題への言及もあるが、これはけして本筋から独立したウンチクなどではない。
彷徨いの「白い砂のアクアトープ」。21話では傷心のくくるが離島を訪れる。仕事を無断で休むほど元気を失った彼女が必要としているものは、いったいなんだろう?
惑いの「白い砂のアクアトープ」。20話では新エリアオープンを巡る慌ただしさの中でくくるの挫折が描かれる。今回はいかにして彼女の心が折れたのか辿ってみたい。
夢の共演が幸せを運ぶ「白い砂のアクアトープ」。19話では風花のアイドル時代の後輩・城居ルカが撮影でティンガーラを訪れる。今回は彼女の悩みと、撮影対象のペンギンを絡めて考えてみたい。
きっかけが動き出す「白い砂のアクアトープ」。18話ではアルバイトの朱里にスポットが当たる。立場も好みもくくる達と異なる彼女の存在は、水族館のありようを証明する一つの鍵だ。
安らぎの時が訪れる「白い砂のアクアトープ」。17話ではくくるや月美と休日が揃った風花がやってみたいことを提案する。「くつろぎ処 海月風」――風花が提案したそれは、いったいどんな場所なのだろうか?
" data-en-clipboard="true"> ©projectティンガーラ " data-en-clipboard="true">秘密が孵化する「白い砂のアクアトープ」。16話ではくくると知夢の関係に変化が訪れる。今回は知夢がくくるによく投げかけていた言葉をヒントに、彼女の迎えた限界とその先に…
好きが回転する「白い砂のアクアトープ」。15話はウミウシの展示を巡るお話だが、同時にくくるがティンガーラでの人間関係を広げていく話でもある。今回はこの関係性に着目して読み解きを試みたい。
本当の幕開けを迎える「白い砂のアクアトープ」14話。前回はすっかり自信を喪失してしまっていたくくるだったが、風花もティンガーラに就職したのを契機に展望が開けてくる。ここまで変化をもたらす風花は、くくるにとってどんな存在なのだろう?
新たな日々が始まる「白い砂のアクアトープ」。13話ではくくるの就職先の水族館・ティンガーラの様子が描かれるが、これにはちょっとした偏りがある。今回はその偏りから見えてくるくくるの課題に触れてみたい。
折返しを迎える「白い砂のアクアトープ」。12話ではがまがま水族館が閉館となるが、終わりを迎えるのはそれだけではない。いくつもの終わりが示すものは、いったい何だろう?
嵐来たれり「白い砂のアクアトープ」。11話では閉館にがまがま水族館に立てこもったくくるが台風に立ち向かう様が描かれる。この台風は抗い難い現実運命と見るのが妥当に思えるが――本当にそれだけだろうか?
藁にもすがる思いの「白い砂のアクアトープ」。10話ではいよいよ逃れ難い終わりに焦るくくると彼女を助けたい櫂の姿が描かれる。鍵となるのは風花もかつて見たがまがま水族館の幻だが、今回それはくくるを救ってはくれない。彼女の前に現れるのはそれとは違…
波乱巻き起こる「白い砂のアクアトープ」。9話ではオープン予定の水族館から研修にやってきた南風原知夢(はえばるちゆ)とくくるが衝突する。二人の諍いの真ん中には、一体何があるのだろう?
所と人を繋ぐ「白い砂のアクアトープ」。海辺の出来事を描いた前回に続き、くくる達がクリニックを訪れる今回は水族館から少し離れている。だがそれが移動水族館のためであるように、関係とはそんな簡単には切れないものだ。
あふれ始める「白い砂のアクアトープ」。7話ではオフの日が描かれ、海を訪れた風花は水族館と同じ魚にも新鮮さを感じる。海で見る新たな一面――それは果たして、魚達だけに言えるものだろうか?
「白い砂のアクアトープ」。6話はうどんちゃんこと照屋月美の活躍回。副題にある「スイーツラプソディ」、狂詩曲的な要素はどこから来るものだろうか?
心の癒やし方を探る「白い砂のアクアトープ」。風花を連れ戻しに母である絵里が来訪する5話では「仕事」という言葉が幾度か現れる。今回は母娘の話……というよりも、仕事のやり方や意味の多様を教えてくれるお話だ。
別世界へ手をのばす「白い砂のアクアトープ」。4話では、人手不足で中断されていたタッチプールが再開される。海の生き物に触れられるタッチプールは子供達に大人気――だが今回「触れられて」いるのは海の生き物ばかりではない。
辛さや苦しみを包み込む「白い砂のアクアトープ」。3話は幼いくくるががまがま水族館を訪れた時の回想から始まります。産休中の獣医・竹下先生の描写と合わせて、今回はがまがま水族館がどんな場所なのかにまた一歩迫ってみましょう。
2人の物語が幕を開ける「白い砂のアクアトープ」2話、水族館で働き始めた風花は大失敗をしでかしてしまう。しかし、それを取り戻すのは成長によってではない。
P.A.WORKS新作、水族館を舞台としたひと夏の物語を描く「白い砂のアクアトープ」。1話、主軸となるくくると風花の心情は描かれるが口にはされない。今回はその欠落に着目してみたい。