か行

一寸先は闇――「吸血鬼すぐ死ぬ2」11話レビュー&感想

落とし穴に落ちる「吸血鬼すぐ死ぬ2」。11話は雪山でのロナルド達の遭難から始まる。だが、遭難するのは彼らだけではない。

スリーピング・マーダーは二人――「虚構推理 Season2」23話レビュー&感想

人ならざるを見る「虚構推理 Season2」。23話では事件の真実が明らかになる。だが、本章が明らかにしたのは事件の真相ではない。

見えない手錠――「吸血鬼すぐ死ぬ2」10話レビュー&感想

逃れられない「吸血鬼すぐ死ぬ2」。10話はロナルド達が子供になる異常事態が発生する。だが、それで本作がイレギュラーな内容に変化するわけではない。

虚構の巨人――「虚構推理 Season2」22話レビュー&感想

人形だらけの「虚構推理 Season2」。22話では莉音達が琴子の求めた答えにたどり着くが、本題はむしろその先にある。この事件、なぜこうも長いお膳立てが必要だったのだろうか?

覚めない夢現――「吸血鬼すぐ死ぬ2」9話レビュー&感想

うたかたの「吸血鬼すぐ死ぬ2」。9話では眠ったままの武々夫がロナルドの事務所へ運び込まれる。今回は夢と現を巡るお話だ。

虚構探偵・音無莉音――「虚構推理 Season2」21話レビュー&感想

下ごしらえの「虚構推理 Season2」。21話は音無家の女性・音無莉音のモノローグから始まる。今回は彼女に課せられた役割について考えたい。

全力のドラマに偽りなし――「吸血鬼すぐ死ぬ2」8話レビュー&感想

思うに任せぬ「吸血鬼すぐ死ぬ2」。8話はまるで怪獣映画のような始まりを見せるが、だからと言って別作品のようになるわけではない。今回は笑いと感動の源泉を問う話だ。

無音の大罪――「虚構推理 Season2」20話レビュー&感想

波風を求める「虚構推理 Season2」。20話では琴子がある男性から罪の告白を受ける。彼女は「ご冗談を」と返すが、事実、彼の犯した罪はそこにはない。

正しい時を指せる場所――「吸血鬼すぐ死ぬ2」7話レビュー&感想

空回りの「吸血鬼すぐ死ぬ2」。7話では吸血鬼以上の変態の登場や逆に変人の意外な一面が描かれる。そこから見えるのは、本作の世界の懐広い優しさだ。

帳尻の呪い――「虚構推理 Season2」19話レビュー&感想

女傑と凡人の「虚構推理 Season2」。19話では呪いの人形を巡る怪事の解決編が描かれる。呪いというのは、目に見えないものだ。

物語なくして人生なし――「吸血鬼すぐ死ぬ2」6話レビュー&感想

逃走不可の「吸血鬼すぐ死ぬ2」。6話ではロナルドの兄の意外な過去が明かされる。人生には物語(サーガ)がつきものだ。

人魔の帳尻――「虚構推理 Season2」18話レビュー&感想

釣り合いを探す「虚構推理 Season2」。18話では不思議な人形の騒動が描かれる。今回は多恵の言葉から見える物語の「帳尻」について考えてみたい。

天国ほど地獄――「吸血鬼すぐ死ぬ2」5話レビュー&感想

地獄に菩薩の「吸血鬼すぐ死ぬ2」5話。次元の狭間のようなフクマの家は、勤め先のオータム書店のすぐ隣にある。世の中、意外なものが隣り合わせにあるものだ。

知恵の神は怪異を殺す――「虚構推理 Season2」17話レビュー&感想

逃亡者を追う「虚構推理 Season2」。17話では九郎の従姉妹・桜川六花が再登場する。彼女が逃げているのは、岩永琴子からであって岩永琴子からではない。

不在の体、存在する心――「吸血鬼すぐ死ぬ2」4話レビュー&感想

魂の在り処を問う「吸血鬼すぐ死ぬ2」。4話では「不在」が大きな意味を持つ。不在というものは、必ずしも不存在と同じではない。

真理への下山ルート――「虚構推理 Season2」16話レビュー&感想

蜜月を段取りする「虚構推理 Season2」。16話では室井の冤罪事件の真実が語られる。だが、真実だけでは目的地へたどり着けない。

残像との戦い――「吸血鬼すぐ死ぬ2」3話レビュー&感想

まぶたに残る「吸血鬼すぐ死ぬ2」。3話はフクマと新登場のサンズのデュエルの戦いで幕を開ける。アバンの通り今回は"戦い"の話だ。

偽りの神に抗え――「虚構推理 Season2」15話レビュー&感想

真心を探す「虚構推理 Season2」。15話では雪女が勇気を振り絞ってある抵抗を行う。彼女が抗った相手とは、琴子であって琴子ではない。

人生はクソゲーである――「吸血鬼すぐ死ぬ2」2話レビュー&感想

詭弁でも嘘でも構わない「吸血鬼すぐ死ぬ2」。2話では新登場のミカヅキの目線を始め、様々なフィルターをかけた物事が語られる。色眼鏡から逃げられない世界で、私たちは何を見ているのだろう?

虚構遭難継続中――「虚構推理 Season2」14話レビュー&感想

夢中をさまよう「虚構推理 Season2」。14話では一人の男と雪女の奇妙な事件が描かれる。今回は、生還してもなお続く遭難の話だ。

嘘と本気がじゃれ合う場所――「吸血鬼すぐ死ぬ2」1話レビュー&感想

蘇りの「吸血鬼すぐ死ぬ2」。1話ではロナルドとドラルクの変わらぬ馬鹿騒ぎが描かれる。本作がどんな世界なのかは、この馬鹿馬鹿しさを見ればよく分かる。

岩永琴⼦を騙れ――「虚構推理 Season2」13話レビュー&感想

偽りに安寧を見る「虚構推理 Season2」。始まりの13話では世界観と登場人物の再説明がなされる。この再説明でもっとも重要だったのは、いったいなんだろう?

人を殺さば穴二つ――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」12話レビュー&感想

帰れない「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。12話では「逃げたら一つ、進めば二つ」の言葉が繰り返される。今回スレッタは何に対し進み、何を手にしたのだろうか?

嘘から一番遠い言葉――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」11話レビュー&感想

隔たりの「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。11話ではスレッタとミオリネのすれ違いが問題になる。二人が心を通わせるのに必要だったのは、いったいなんだろうか?

魔女とパンドラの箱――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」10話レビュー&感想

混沌の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。10話ではデリングの暗殺計画が持ち上がる。デリング・レンブランの死、それは単に一人の人間の死に留まらない。

引導の時――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」9話レビュー&感想

踏ん切りの「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。9話ではスレッタ達地球寮とシャディク達グラスレー寮の決闘が描かれる。その戦いから見えてくるのは、諦めの悪い少年と少女の昔日との別れである。

学生の本分――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」8話レビュー&感想

アイデンティティを探す「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。8話では株式会社ガンダムの方向性を巡る悶着が描かれる。今回は学生の起業などが言われる現代らしい題材であり、そして学生の本分を問うお話だ。

自立の条件――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」7話レビュー&感想

孵化を迎える「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。7話ではスレッタとエアリアルに思わぬ危機が訪れ、ミオリネの覚悟が問われる。彼女の自立に必要だったものは、果たしてなんだろうか?

かけがえなさの誕生日――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」6話レビュー&感想

君が生まれる「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。6話ではスレッタとエランの決闘が繰り広げられる。エランの結末が示すものは、いったいなんだろう?

人と操り人形と――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」5話レビュー&感想

愛が憎しみを増す「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。5話では御三家のパイロットの一人、エラン・ケレスが動き出す。彼の秘密から見えてくるのは、人間と機械(操り人形)の境界線のあやふやさである。