ら行-ルパン三世 PART6

緑のジャケットの理由――「ルパン三世 PART6」24話レビュー&感想

逃げ続ける「ルパン三世 PART6」。24話ではトモエを巡る事件に決着がつき、ルパンは自由を取り戻す。なぜ本作のルパンはTV第1シリーズ以来の緑のジャケットを着ているのか? その答えを最終回は雄弁に語っている。

"ルパン三世"を盗む女――「ルパン三世 PART6」23話レビュー&感想

全てが盗まれる「ルパン三世 PART6」。23話ではついにトモエが姿を現す。母を名乗る彼女はルパンから、目に見えるより遥かに巨大なものを盗んでいる。

再生の地――「ルパン三世 PART6」22話レビュー&感想

誕生を寿ぐ「ルパン三世 PART6」。22話は最後のオムニバスエピソード……と思いきやダイレクトに本編に絡む意外な展開を見せる。一人の少女の誕生を巡るこの回は、私達の認識を生まれ直させるお話だ。

人魚の居場所――「ルパン三世 PART6」21話レビュー&感想

安らぎと騒動の「ルパン三世 PART6」。21話では小さな島の少女とルパン達の騒動が描かれる。今回は人魚が象徴する、妄想の可能性に関するお話だ。

泥棒道とはシェアすることと見つけたり――「ルパン三世 PART6」20話レビュー&感想

一人にさせない「ルパン三世 PART6」。20話では不二子と並ぶ泥棒としてアメリアというキャラが登場する。今回は彼女を始めとした泥棒達を通し"盗み"の可能性を見せてくれるお話だ。

事件は女の手の中――「ルパン三世 PART6」19話レビュー&感想

謎深まる「ルパン三世 PART6」。19話では銭形刑事に殺人の容疑がかかり拘束されてしまう。彼は今回、単に動きを封じられたのではない。同時に盗まれてもいる。

嘘は嘘の母――「ルパン三世 PART6」18話レビュー&感想

嘘の根本が見えない「ルパン三世 PART6」。18話ではトモエの過去が新たに語られるが、それはルパンや私達が土台としている認識をぐらつかせる。いったい、どこからどこまでが嘘なのだろう?

逢瀬の時間は0.1秒――「ルパン三世 PART6」17話レビュー&感想

刹那を求める「ルパン三世 PART6」。17話では最強の警備システム突破のため、ルパン達は0.1秒の一致にかける。この0.1秒こそは、何にも代えがたい奇跡の瞬間だ。

デザイナーは現実泥棒――「ルパン三世 PART6」16話レビュー&感想

付かず離れず「ルパン三世 PART6」。16話は五ェ門がファッションショーに出る異色の話だ。今回のゲスト、ギャビーはデザイナーであり一流の"泥棒"である。

ガンマンと聖女の空――「ルパン三世 PART6」15話レビュー&感想

涙雨に別れを告げる「ルパン三世 PART6」。15話では次元の去りゆくロマンスが描かれる。ハードボイルド・ガイに思い出の爪痕を残す女は、けして一筋縄で捕えられるような相手ではない。

消えた宝は母の愛――「ルパン三世 PART6」14話レビュー&感想

消えた筈の影を追う「ルパン三世 PART6」。14話、ルパンに見舞われたマティアは変わらぬ愛を忘れてはいけないと言う。これは彼女の強さだけでなく、ルパンが追うべきものを示す言葉だ。

究極の泥棒vs至高の泥棒――「ルパン三世 PART6」13話レビュー&感想

仕切り直しの「ルパン三世 PART6」。ロンドンでの謎解きを終えたルパンは、この13話から新たな主題と向き合う。キーワードとなる「女」に、新章はいったいどんな意味を込めているのだろう?

お宝は3つ――「ルパン三世 PART6」12話レビュー&感想

夜明けへともがく「ルパン三世 PART6」。12話ではついにレイブンの財宝の正体が判明する。だか、ルパン達が手にするのはそれとは異なる3つのお宝だ。

半分ずつの手がかり――「ルパン三世 PART6」11話レビュー&感想

闇に光を当てる「ルパン三世 PART6」。一挙放送の前編となる11話では半分に分かれていた絵が遂に揃う。そして、揃うのは絵だけではない。

人が神から盗んだもの――「ルパン三世 PART6」10話レビュー&感想

あわいを飛ぶ「ルパン三世 PART6」。再び押井守が脚本を務める10話は4話より遥かに難解だ。歴史も時空も歪んで見えるミステリアスな今回は、人が神から盗んだ宝とその罰を問うお話である。

お宝は常軌の外――「ルパン三世 PART6」3話レビュー&感想

価値のありかを問い直す「ルパン三世 PART6」。3話では副題通り嘘の冒険が繰り広げられる。以前レビューとしてまとめ損ねたこの3話について、「何がお宝だったのか?」と見つめ直して書いてみたい。

泥棒vsトレジャーハンター!――「ルパン三世 PART6」9話レビュー&感想

時を超えた宝を見つけ出す「ルパン三世 PART6」。9話では海賊王ジークの所持していた漆黒のダイヤモンドという魅惑的な財宝を巡る物語と、その意外な正体が描かれる。しかし、今回の本当のお宝は別にある。

代役の条件――「ルパン三世 PART6」8話レビュー&感想

代えがたいものを代えんとする「ルパン三世 PART6」。小説家・樋口明雄が脚本を務める8話では3年前の事件が描かれる。今回は喪失に耐えるために必要なものを次元大介が指南する、少年の心の救済と成長を見せてくれる話だ。

夜明けの密約――「ルパン三世 PART6」7話レビュー&感想

銃声暗闇に響かず「ルパン三世 PART6」。7話では10年前の事件の一端が明かされる。だが、副題の「語られざる事件」とは果たしてその10年前の事件のことだろうか?

蘇る宝は胸の奥に――「ルパン三世 PART6」6話レビュー&感想

仮想の真を見る「ルパン三世 PART6」。6話ではルパンが昭和初期の帝都東京に来てしまった経緯と騒動のてん末が語られる。果たしてルパンは今回、いったい何をどうやって盗んだのだろう?

お宝は時の鍵――「ルパン三世 PART6」5話レビュー&感想

時の針を動かす「ルパン三世 PART6」。推理作家・芦辺拓をゲスト脚本に招いた5話ではなんと昭和初期を舞台に移しての騒動が描かれる。2話構成の前編から見えてくるのは、お宝やルパン三世とは何なのかという問いかけだ。

短編のお宝とは――「ルパン三世 PART6」4話レビュー&感想

難問に挑む「ルパン三世 PART6」。押井守が脚本を務める4話では、殺し屋達の集まったダイナーでの奇妙なやりとりが半分を占める。さて、これをどう読み解くべきか?

「ルパン三世 PART6」3話感想覚書

朝から繰り返し見てるんですがどうも今回は書ける見込みが立たないので、考えたことのメモだけ記録します。力不足ですみません。

らしくあるための距離――「ルパン三世 PART6」2話レビュー&感想

美味しいものはお預けの「ルパン三世 PART6」。2話ではルパン一味とホームズの最初の激突、そしてロンドンでの騒動のひとまずの終わりが描かれる。じれったさもあるこの展開はしかし、一つの示唆を含んでいる。

謎こそミステリーの宝――「ルパン三世 PART6」1話レビュー

英国を舞台に幕を開ける「ルパン三世 PART6」。1話アバンは包囲され動機を不審がられるアルベールを遠くから見るルパンで幕を開ける。今回のルパン三世のターゲットは「それ」だ。

"小林次元"は死なない――「ルパン三世 PART6」0話レビュー&感想

怪盗の新たな歴史を刻む「ルパン三世 PART6」。0話は小林清志最後の次元大介となる単独エピソード。半世紀に渡る時代の変化に"小林次元"が出した答えとはなんだろうか?