さ行-戦闘員、派遣します!
「戦闘員、派遣します!」最終回12話、巨大ロボの前にグリムやロゼは頼れずまた頼ってはいけない。最後の鍵となるのは、仲間ではない。
いくつもの体面を破壊してきた「戦闘員、派遣します!」。11話も当然その例から漏れないが、今回の体面の破壊者はハイネ達魔王軍の方だ。
体面の危機に立ち向かい続ける「戦闘員、派遣します!」。10話でこの危機に遭遇するのは六号ではなく地球のアスタロト達。そして体面の守護者は悪行ポイントを加算される者――リリスである。
極限状況が本質を顕にする「戦闘員、派遣します!」。9話で六号は早々に生命の危機、直後に帰路の危機に襲われる。戦いとは異なる危機――それはけして、単に砂漠で生き残れるかどうかだけの危機ではない。
新展開のプロローグとなる「戦闘員、派遣します!」8話は、使者として派遣された六号達の巻き起こす騒動が描かれる。果たして今回、彼らは何を成したのだろう?
後半戦へ突入する「戦闘員、派遣します!」。7話ではアリスがこの異星の魔法を疑う様子が描かれる。今まで一緒に戦っておいて今更――なぜ今更問い直すのだろうか?
最初の終わりを迎える「戦闘員、派遣します!」。6話の鍵は六号がどうするかというより、どうすれば六号が動けるかにある。今回は悪の組織の戦闘員でヒーローの彼の面倒臭さについて書いてみたい。
決戦近づく「戦闘員、派遣します!」5話。六号達がスパイと知ったスノウは国を出ていくように言うが、彼らの所属などは聞かない。部屋に立ち入らないその姿が示すように、越えぬべき一線がある。
好事魔多し「戦闘員、派遣します!」。グレイス王国で大活躍の六号だが、彼はそれに比例して妬みも買っている。4話は"比例"に対する彼の不思議な力のお話だ。
悪の組織と異世界が入り交じる「戦闘員、派遣します!」。3話では六号は自分の手に勇者の紋章が現れたかと勘違いするが、それは害虫に噛まれた痕で勇者の証とは認められない。今回は意外にも「正当性が結果を導く」お話だ。
異星を舞台にクズとロリが暴れ回る「戦闘員、派遣します!」。2話では六号に負けず劣らずの曲者達が登場する。だが、それは六号の影を薄くするものではない。
特撮的悪の組織×異世界の取り合わせが目を引く「戦闘員、派遣します!」。主人公の戦闘員六号は名前通りのヒラであり、幹部のような戦闘力は持たない。1話レビューでは腕力以外の彼の強さについて迫ってみたい。