た行-月とライカと吸血姫

未来は交差の先――「月とライカと吸血姫」12話レビュー&感想

新世界への扉を開く「月とライカと吸血姫」。史実をモデルにしつつ架空の吸血鬼を登場させてきた本作は頂点を迎える。最終回となる12話は、虚構が私達に未来を指し示す話だ。

死を賜る英雄たち――「月とライカと吸血姫」11話レビュー&感想

栄光と死が蝕む「月とライカと吸血姫」。11話、初めての宇宙飛行に臨むレフは、共和国の常にとして多少体調が悪くとも通信では気分良好と答えるよう指示される。初めてはしかし、かつての繰り返しだ。

遠く宇宙の君――「月とライカと吸血姫」10話レビュー&感想

明暗分かれる「月とライカと吸血姫」。10話では遂にただ一人の宇宙飛行士が選ばれる。しかし、彼が飛ぶべき宇宙は一つだけなのだろうか?

もう一つの選抜――「月とライカと吸血姫」9話レビュー&感想

選別の時が近づく「月とライカと吸血姫」。9話で宇宙飛行士候補は6人に絞られ、更に上位3人から最期の1人が選ばれんとする。だが、選ばれるのは宇宙飛行士だけではない。

春待ちの暗号――「月とライカと吸血姫」8話レビュー&感想

折り返しを迎える「月とライカと吸血姫」。8話では次なるステージへの幕間が描かれる。イリナの偉業に反して、それはあまりに静かで穏やかだ。今回はこうしたギャップに注目してみたいと思う。

真実は暗号の中――「月とライカと吸血姫」7話レビュー案感想

暗幕の中に輝く「月とライカと吸血姫」。7話でイリナは、通信傍受対策として宇宙で料理レシピを読み分けるよう指示される。今回は暗号が大きな意味を持つお話だ。

道を開くための本質――「月とライカと吸血姫」6話レビュー&感想

爆発の時を迎える「月とライカと吸血姫」。6話では爆発事故を目にしたイリナが悪夢を見るようになり、訓練に支障をきたしてしまう。彼女が、いや物語が再び歩みだすため必要だったのはなんだろう?

君はどこに落ちたい――「月とライカと吸血姫」5話レビュー&感想

その日が近づく「月とライカと吸血姫」。5話では孤独訓練が終わるものの、イリナは矢継ぎ早に次の訓練を課せられる。今回はその降下訓練でもっとも危険とされる錐揉み状態に着目してみたい。

逆しまな正常動作――「月とライカと吸血姫」4話レビュー&感想

運命の時が定まる「月とライカと吸血姫」。4話では実験飛行の日取りの決定と、開発が遅れる宇宙船で機器が正常動作しない恐れが語られる。そして、正常動作しない危険性を抱えるのは機器だけではない。

知の功罪――「月とライカと吸血姫」3話レビュー&感想

未知の世界を目指す「月とライカと吸血姫」。3話ではイリナの高所恐怖症克服が一つの課題となる。そして、課題を抱えるのは彼女だけではない。

反転は遼遠の彼方――「月とライカと吸血姫」2話レビュー&感想

科学と不思議が交差する「月とライカと吸血姫」。2話ではイリナの訓練が始まる。選りすぐりの宇宙飛行士候補生も音を上げる厳しい訓練が彼女から浮かび上がらせるのは、いったいなんだろうか?

混同と峻別の狭間――「月とライカと吸血姫」1話レビュー&感想

歴史と不思議が香る「月とライカと吸血姫」。1話では宇宙飛行士候補生のレフと吸血鬼のイリナの出会いが描かれる。本作が色濃く持つ史実からの影響は、けして単なるモデルの役割に留まらない。