さ行

終わりなきストラグル――「灼熱カバディ」7話レビュー&感想

もがき続ける「灼熱カバディ」7話。奏和との練習試合はこれからというところで終りを迎える。ある意味では消化不良とも言える結末はしかし無意味ではない。いや、消化不良だからこそ意味を持つ。

蘇る物語(サガ)――「ゾンビランドサガ リベンジ」6話レビュー&感想

反響が思わぬ未来を呼ぶ「ゾンビランドサガ リベンジ」。山田たえを主役とした6話は、とりとめのない一日と共に前期の面々の今を教えてくれる。そこにもまた"蘇り"がある。

手のかかるヒーロー――「戦闘員、派遣します!」6話レビュー&感想

最初の終わりを迎える「戦闘員、派遣します!」。6話の鍵は六号がどうするかというより、どうすれば六号が動けるかにある。今回は悪の組織の戦闘員でヒーローの彼の面倒臭さについて書いてみたい。

魂のボーナスライン――「灼熱カバディ」6話レビュー&感想

敵味方ともに白熱する「灼熱カバディ」6話。繰り広げられる高度な攻防ではボーナスも重要な得点になる。そして、ボーナスは目に見えるとは限らない。

殺し芸vs蘇生芸――「ゾンビランドサガ リベンジ」5話レビュー&感想

「ゾンビランドサガ リベンジ」5話はリリィと天才子役・大空ライトの対決回。今回はよく似ていると共に対照的な、二人の芸が混じり合う一瞬を描いたお話だ。

越えぬべき一線――「戦闘員、派遣します!」5話レビュー&感想

決戦近づく「戦闘員、派遣します!」5話。六号達がスパイと知ったスノウは国を出ていくように言うが、彼らの所属などは聞かない。部屋に立ち入らないその姿が示すように、越えぬべき一線がある。

知は新世界の扉――「灼熱カバディ」5話レビュー&感想

練習試合の始まる「灼熱カバディ」。5話冒頭、王城は負けを知る宵越達と知らぬ畦道で対応を変える。知と不知は単なる知識の問題ではなく、進む道に影響を及ぼす重大な力を持っている。

絶対≠唯一無二――「ゾンビランドサガ リベンジ」4話レビュー&感想

選択を生み出す「ゾンビランドサガ リベンジ」。ライブ後、純子は愛を「絶対に」渡さないと宣言する。前回アイアンフリルの詩織はこの世界に「絶対は無い」と言ったのを思い出そう。4話レビューは、その対比から見えるものを書きたい。

比例特異点六号――「戦闘員、派遣します!」4話レビュー&感想

好事魔多し「戦闘員、派遣します!」。グレイス王国で大活躍の六号だが、彼はそれに比例して妬みも買っている。4話は"比例"に対する彼の不思議な力のお話だ。

部長のルール、最強のルール――「灼熱カバディ」4話レビュー&感想

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> ©2020武蔵野創・小学館/灼熱カバディ製作委員会 " data-en-clipboard="true">"最強"の帰還を迎える「灼熱カバディ」。4話、宵越は体力テストと小テストを返される。それは身体と頭脳のスペックを…

"唯一無二"の罠――「ゾンビランドサガ リベンジ」3話レビュー&感想

蘇りし別人の「ゾンビランドサガ リベンジ」。フランシュシュの愛と純子は生前、時代こそ違えど共に伝説を残している。3話はよく似た2人を軸にした"唯一無二"を巡る争いの幕開けだ。

問われるのは正当性――「戦闘員、派遣します!」3話レビュー&感想

悪の組織と異世界が入り交じる「戦闘員、派遣します!」。3話では六号は自分の手に勇者の紋章が現れたかと勘違いするが、それは害虫に噛まれた痕で勇者の証とは認められない。今回は意外にも「正当性が結果を導く」お話だ。

酸欠の先、懐かしき未踏――「灼熱カバディ」3話レビュー&感想

ますます燃える「灼熱カバディ」。3話では1年vs2年の練習試合がひたすら描かれる。休憩的なバカ話はなく勝負勝負の繰り返し――これは単調なのではない。宵越同様に視聴者を"酸欠"に追い込むお話だ。

アイドルの宿る場所――「ゾンビランドサガ リベンジ」2話レビュー&感想

再び蘇り始めた「ゾンビランドサガ リベンジ」。フランシュシュ2号・サキには人を引っ張る熱意がある。逆に言えば、1人ではその力は十分には発揮されない。腹筋も1人ではできない。2話はアイドルにこそ必要な「他人」を巡るお話だ。

相対と絶対――「戦闘員、派遣します!」2話レビュー&感想

異星を舞台にクズとロリが暴れ回る「戦闘員、派遣します!」。2話では六号に負けず劣らずの曲者達が登場する。だが、それは六号の影を薄くするものではない。

示さぬ繋がり――「灼熱カバディ」2話レビュー&感想

思わぬ場所に道を見つけ出す「灼熱カバディ」。2話は半ば強引に入部となった宵越が彼なりにカバディ部へ馴染んでいく様子が描かれる。副題の通り重要なのは繋がりだが、それは目に見えるとは限らない。

1人では甦れない――「ゾンビランドサガリベンジ」1話レビュー&感想

およそ2年の時を経て帰ってきた「ゾンビランドサガリベンジ」。2期でも本作の中心には「蘇り」があり、しかしそのまま同じではない。再臨の1話は、蘇りに何が必要なのか私達に語りかけるお話だ。

体面破壊工作員六号――「戦闘員、派遣します!」1話レビュー&感想

特撮的悪の組織×異世界の取り合わせが目を引く「戦闘員、派遣します!」。主人公の戦闘員六号は名前通りのヒラであり、幹部のような戦闘力は持たない。1話レビューでは腕力以外の彼の強さについて迫ってみたい。

「ゾンビランドサガ」1期感想を移動させました

「ゾンビランドサガリベンジ」の放送も近づいたので、旧ブログから1期の感想を移動させました。1年遅れで2019年終盤に見たのですが、既に相当前のような気がします。フランシュシュが今度は何を見せてくれるのか、楽しみですね。

百聞と一見と――「灼熱カバディ」1話レビュー&感想

表面下の熱を引きずり出す「灼熱カバディ」。1話は主人公・宵越のカバディ部体験が描かれる。カバディをほとんど知らない彼の目と耳はすなわち、視聴者の目と耳だ。今回は私達にカバディを、宵越という人間を、そして世界を擬似的に見学・体験させる視聴時間…

「そっくりさん」の私達へ――「シン・エヴァンゲリオン劇場版」レビュー&感想

およそ8年ぶりの続編「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」によって完結した「新世紀エヴァンゲリオン」。25年に渡る青春の終わり、社会的影響、ビッグタイトルとしての切り口は色々あるだろう。しかしここではあくまで一作品として語りたい。テーマは「唯一性…

「守る」とは何か――「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」12話レビュー&感想

全ての集うベルリンへ歩み続けた「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」。今回の副題は「それでも私は守りたい」……芳佳はしばしばこの「守りたい」という言葉を口にする。しかし考えてみればこれは曖昧な表現だ。「何から」「何を」守りたいのかに触れて…

すべての道はベルリンに通ず――「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」11話レビュー&感想

「すべての道はローマに通ず」という言葉がある。歩む道が違っても目的は同じであったり、異なる分野から同じ真理にたどりつくことを指す名言だ。本作の世界にこの言葉があるのかは分からないが、「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」11話は、ベルリン…

逆転の落とし穴――「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」10話レビュー&感想

いくつもの苦難を越えベルリンへ手を伸ばす「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」。10話ではとうとうオペレーション・サウスウインドが開始され、501はB-17に搭乗し空からベルリンへ赴く。爆撃機からの出撃は普段と逆に降下する形になるが、つまり今回…

その空は1人じゃない――「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」9話レビュー&感想

ベルリン奪還へ、二歩下がっては三歩進みを繰り返す「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」。9話ではロケット型ネウロイ迎撃のため、ミーナが1人特殊なストライカーユニットで飛ぶ。今回は「ミーナの空」は1人飛ぶものなのかと問いかけるお話だ。

心の霧を晴らして――「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」8話レビュー&感想

その名を冠した地の奪還へ一歩一歩を踏みしめていく「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」。8話でサーニャとエイラは濃い霧に包まれる。ネウロイが発するその霧は、もちろんただの霧ではない。視界に限らず多くのものを遮る霧だ。

枯渇したのは魔法力とシリアスさ――「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」7話レビュー&感想

お色気設定を普段遣いしながら展開そのものはシリアスな「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」。しかし、その7話はコミカルさ全開の内容だ。ヨーロッパで日本的な土偶が見つかるのもそうだし、ホラー作品のテンプレートのような展開をたどりながらも症…

心のズボンを脱ぎ捨てろ――「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」6話レビュー&感想

ベルリン奪還を大目標にキャラクター別の物語を描いていく「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」。6話でハルトマンは寝坊どころかズボンすら紛失して寝ており、最終的にそれは転んだバルクホルンの顔面に乗って見つかる。なんともコミカルな始まりだが…

菜穂子は亀になった――「風立ちぬ」レビュー&感想

2013年に公開され、主役の声を庵野秀明が演じることなどでも話題を読んだスタジオジブリ「風立ちぬ」。舞台となる大正から昭和初期の日本の工業技術力は西欧列強から特に大きく遅れており、人々は追いつくことに必死だった。ドイツ視察中、主人公の友人・本…

花を咲かせる力とは――「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」5話レビュー&感想

前回、前々回と基地での日々を描いてきた「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」だが、5話はネーデルラントへと舞台を移して――「変えて」描かれる。本作では「変わる」「変わらない」のせめぎあいが重要な要素となっているが、今回はそこに少し方向性を…