あ行

アイドル道とはさらけ出すものと見つけたり――「おちこぼれフルーツタルト」3話レビュー&感想

フルーツタルトのCDデビューライブが描かれる「おちこぼれフルーツタルト」3話冒頭、衣乃達は曲の出来栄えに対し穂歩から「肌とか、もっと出した方が良くない?」と露骨なタイプのアドバイスを受ける。だが穂歩のアドバイスそのものはともかく、歌詞や作曲の…

新生活は新世界――「おちこぼれフルーツタルト」2話レビュー&感想

新生活で毎朝勉強や仕事に励む人達への衣乃達の応援から始まる「おちこぼれフルーツタルト」2話だが、駅前に人はおらず誰を応援するんだとロコはツッコミを入れる。新生活応援から応援が不在なら当然残るのは新生活。そして、新生活は新入生や新入社員だけに…

日常系の外側へ――「おちこぼれフルーツタルト」1話レビュー&感想

「ハナヤマタ」でよさこいに情熱を燃やす少女達を描いた浜弓場双原作のアニメ、「おちこぼれフルーツタルト」1話は8分近くをアバンに割いている。もちろん、これはだらだら作ってしまったというわけではあるまい。 ちょっと面食らうのほどの時間を過ぎてフル…

他者というフロンティア――「天晴爛漫!」13話レビュー&感想

レースの外でも常に荒野を走り続けた天晴がついにゴールへたどりつく「天晴爛漫!」最終13話、天晴達は工夫を凝らすもギルを倒すことができない。それは彼が本当に倒すべきは、止めるべきはギル個人ではないからだ。

2つのレース――「天晴爛漫!」12話レビュー

ソフィア救出とギル打倒のため天晴達がゴーストタウンに乗り込む「天晴爛漫!」12話。車は今回移動手段でしかなく、一見するとレース要素は全くないように見える。だが心の荒野を走ってきた本作は、今回も確かにレースを続けている。

あいしてるは蘇る――「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」レビュー

TVシリーズから2年、外伝から1年を経て公開された「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。TVシリーズでは回想でしか登場しなかったギルベルト少佐の生存とヴァイオレットの再会が本作の柱となるわけだが――果たして本当に「ギルベルト少佐」は生きてい…

「天晴爛漫!」11話レビュー~替えられないものを取り戻せ~

天晴を庇い小雨が瀕死に陥った「天晴爛漫!」。11話では小雨は病院に運ばれるも助かるかどうか定かでなく、天晴はいつになくうろたえる。修理が必要なのはギルに破壊された車だけではない、車に込められていた天晴の、天晴達の心もだ。

「天晴爛漫!」10話レビュー~技術の新旧から理念の新旧へ~

レース再開となる「天晴爛漫!」10話では、列車とレースの自動車が同時出発する新旧対決の様相を呈する。しかし本当に競っているのは――いや、対立しているのは、技術の新旧ではなく理念の新旧だ。

「天晴爛漫!」9話レビュー~荒野で行き交う~

ギルの部下の襲撃を受け、レース小休止となる「天晴爛漫!」9話。そこでの天晴達の様子は微笑ましいが、しかしそれはレース中とどれほど違うものだろうか?(以下続く)©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS/天晴製作委員会#天晴爛漫#appare pic.twitter.com/NMsJmiBN9q…

「天晴爛漫!」8話レビュー~走る車、走る刀~

「天晴爛漫!」8話のレースでは、修理の疲れで寝入った天晴に変わって小雨がノタノタ運転する一幕が描かれる。天晴の目覚めですぐ終わりこそするが、レース前から各人が"心の荒野"を走ってきたように、今回走るのは天晴ではなく小雨だ。©2020 KADOKAWA/P.A.W…

「天晴爛漫!」7話レビュー~納得という冷却装置~

「天晴爛漫!」7話で生まれ変わった天晴号のエンジンはガソリンと蒸気のハイブリッドだが、冷却装置が不完全で長時間走り続けられない。天晴号の抱えた機構と問題点はすなわち、天晴の思考の機構と問題点である。(以下続く)©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS/天晴…

「天晴爛漫!」6話レビュー〜ルート・メンテナンス〜

「天晴爛漫!」6話で天晴号は賞金稼ぎリチャードの車にルートを奪われ走行妨害を受けるが、動物を避けようとしたとまっとうに頭を下げられれば怒るわけにもいかない。「ルート取り」が重要なのはレースだけに限らない。(以下続く)©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS…

「天晴爛漫!」5話レビュー~万人万物これ荒野の上~

「天晴爛漫!」5話、小雨との交流がほとんど描かれていないダイナーの店主はしかし、彼との関係が良好であったことを覗かせる。繋がりは目に見えるものばかりではない。(以下続く)©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS/天晴製作委員会#appare#天晴爛漫 pic.twitter.co…

「天晴爛漫!」4話レビュー~無限の道は綱渡り~

「天晴爛漫!」4話。車を売って船賃にする小雨の目論見は、天晴が既に車を分解していたことで霧散する。何でもありの帰還は作劇の都合で阻止されたわけだが、つまり「何でもありは何でも正解なわけではない」©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS/天晴製作委員会#天晴爛…

「天晴爛漫!」3話レビュー~繋がりは己で見出だせ~

「天晴爛漫!」3話。乱入してきたディランは自分から名乗りはしないが、ゴロツキは自然と彼が伝説のアウトロー、サウザンドスリーの1人と気づく。繋がりとは、自ら見出すものである。©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS/天晴製作委員会#天晴爛漫 pic.twitter.com/PTsq…

「天晴爛漫!」2話レビュー~その繋がりはあなたに見えるか~

「天晴爛漫!」2話。天晴の船を直せば帰れるのではと小雨は考えるが、実験用で航続距離も足りないこの船では無理だと天晴はにべもない。繋がって見えるものが本当に繋がっているとは限らない。©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS/天晴製作委員会#天晴爛漫 pic.twitter…

「天晴爛漫!」1話レビュー~そのチャンネルはどこへ続く~

「天晴爛漫!」1話。アメリカ横断レース開始直前に悠々と最終調整する少年・天晴。恐ろしくマイペースに振る舞う彼はしかし、他者と「繋がって」いないのだろうか? 否。©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS/天晴製作委員会#天晴爛漫 pic.twitter.com/UEMdskAKSb — 闇…

#優佳愛してる

(C) 平尾アウリ・徳間書店/推し武道製作委員会

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」12話レビュー~1%を伝えたい~

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」12話。以前のアイドルグループでどれだけ努力しても敵わなかったメイのことを語るれお。彼女の中の不動の存在、メイとはつまりれおにとっての「アイドル」の全て。(C) 平尾アウリ・徳間書店/推し武道製作委員会#推し武道…

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」12話~未知の王は変化の王~

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」12話。カバームーブを利用してメイプルを助けようとするもペインに倒されるイズ。この時カバームーブは味方を巻き添えにしかねない未知を持つスキルへと「変化」している。 ©2020 夕蜜柑・狐印/KADOKA…

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」11話レビュー~初めてを見つける奇跡~

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」11話。嬉しい筈のCham Jamのアイドルフェス出場のニュースも、既に知っていれば驚けない。「初めて」とはかくも脆い。(C) 平尾アウリ・徳間書店/推し武道製作委員会#推し武道 pic.twitter.com/OJpfBoZLJW — 闇鍋はにわ (…

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」11話レビュー〜既知の未知、未知の既知〜

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」11話。互いに隠し球をぶつけ合うメイプルとミィの対決は未知と未知の物量戦であり、しかしそれは千日手の様相を呈する。©2020 夕蜜柑・狐印/KADOKAWA/防振り製作委員会#防振り pic.twitter.com/BB27l…

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」10話レビュー~針小棒大~

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」10話。メイド喫茶で舞菜と遭遇したえりぴよは些細なことにも激しく動揺する、過剰反応する――「好き」は物事を針小棒大にする。(C) 平尾アウリ・徳間書店/推し武道製作委員会#推し武道 pic.twitter.com/vPWOCYSFUk — 闇鍋…

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」10話レビュー〜未知は尽きない〜

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」10話。ついに顔の明かされたペインだが、スキルも魔法も使わないその強さはいまだ未知のもの。そして彼1人で敵を全て潰せる……とは断言されない。未知はそう簡単に尽きない。©2020 夕蜜柑・狐印/KADOKA…

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」9話レビュー~不揃いだから生まれるもの~

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」9話。ライブハウス改修のため、Chamjamとオタは1月中は同じ場所に集まれない。しかし楽屋裏を見ても分かるように、同じ場所に立っていても考えることが揃うわけではない。(C) 平尾アウリ・徳間書店/推し武道製作委員会#…

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」9話レビュー~未知を奪い合え~

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」9話。習得した機械化能力を、メイプルは他にバレないよう一部だけ見せる。未知とは、保たれることに価値がある。©2020 夕蜜柑・狐印/KADOKAWA/防振り製作委員会#防振り pic.twitter.com/s8meVeI9KO —…

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」8話レビュー~ドルとオタの雪明かり~

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」8話。空音の再びの恋人疑惑、舞菜の写真に男の影がないか探ってしまうえりぴよ。皆、存在の不確かなものを見ている。だがそもそも、不確かなものを見せるのがアイドルではなかったか?#推し武道 — 闇鍋はにわ (@livewire8…

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」8話レビュー~方向性の未知~

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」8話。羊毛衣装がかわい過ぎるとカスミは戸惑い、皆がかわいい中で1人呪われそうな装備をしているクロムはそれを遠巻きに見ている。方向性にもまた、未知が存在する。#防振り — 闇鍋はにわ (@livewire89…

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」7話レビュー~奥行きの先の広がり~

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」7話。足の怪我の治ったえりぴよは眼前に腕を交差し瞳を閉じ、広い外へとガラスをぶち破る。恋は盲目、ドルオタ道とは視界を失って走るものと見つけたり。#推し武道 — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月21日

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」7話レビュー~いつか来た未知~

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」7話。一度攻略している毒竜の洞窟では、それ故に魔法陣がもう1つ出る。いつか来た道はただ既知に終わるのではなく、未知へと繋がることもある。#防振り — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月20日