た行-ドロヘドロ

「ドロヘドロ」12話レビュー~仲人なき未来~

「ドロヘドロ」12話。給食の材料を盗む会川から今回は始まる。給食費を払い、自分の腹中に収めるのが同じでも料理人という仲立ちを飛ばせば糾弾される。仲立ちや過程が無いことは、決定的にアウトローであることだ。©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員…

「ドロヘドロ」11話レビュー~ねじ切れる前にねじり返せ~

「ドロヘドロ」11話。侵入者を殺す気満々だった心は、相手が恩人のカスカベ博士と知れば気のいい兄ちゃんにクルリと変わる。この時、殺意は親愛へとねじれている。©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会#それがドロヘドロ pic.twitter.com/bPNu9HJ4Rq —…

「ドロヘドロ」10話レビュー~返ってくるのは同等品~

「ドロヘドロ」10話。マスクを付けるのは魔法使いに戻ること。しかし付けてもニカイドウが昔に帰るわけではない。戻るもの、返るものはそのまま同じではない。©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会#それがドロヘドロ pic.twitter.com/eXssyaSgRm — 闇…

「ドロヘドロ」9話レビュー〜タブー破りが道を開く〜

「ドロヘドロ」9話。煙ファミリーの手下に変装したカイマンだが、姿の通り振る舞えば雑用を押し付けられるばかり。マスクを戻して指示に逆らうこと、タブー破りが変化のトリガーになる。©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会#それがドロヘドロ pic.twi…

「ドロヘドロ」8話レビュー~命を預ける相手~

「ドロヘドロ」8話。重傷まで負ったニカイドウをもう巻き込めない。ミンチになった松村はもう生き返らせられない。共通するのはパートナーが関係していること。©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会#それがドロヘドロ pic.twitter.com/ISn8zhLsJV — 闇…

「ドロヘドロ」7話レビュー~魔法を解くには~

「ドロヘドロ」はカラッと歪んだダーク・ファンタジーだが、7話はよもやの野球回。それは作品が「魔法で姿を変えられる」ようなものだ。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月23日

「ドロヘドロ」6話レビュー~所在不明なれども存在す~

「ドロヘドロ」6話。ニカイドウの不在にカイマンは夕飯時を見失い、またニカイドウは能井の視界から消えることで目的に近付く。共通するのは「所在不明」であること。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月17日

「ドロヘドロ」5話レビュー~進みたければ歪め~

「ドロヘドロ」5話。魔法使いだらけの魔法の国は当然カイマン達には危険な場所であり、変装しなければならないし彼らを襲うのも秘密裏にやらねばならない。まっすぐは挫折し、歪まざるを得ない。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月10日

「ドロヘドロ」4話レビュー~歪めてまっすぐ~

「ドロヘドロ」4話。ターキーの魔法は、鴨料理の工程をなぜか命ある人形を作る工程に変えてしまう。歪めてしまう。そして歪みは遍く4話に満ちている。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月3日

「ドロヘドロ」3話レビュー~蘇生の日~

「ドロヘドロ」3話。夜、ゾンビが生者を襲う恐怖の日リビングデッドデイ。リビングデッド「ナイト」ではない――蘇りが起きるのは夜だけとは限らない。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月27日

「ドロヘドロ」2話レビュー~一致と不一致の豚汁~

「ドロヘドロ」2話。トイレでダンスクラブのような照明の下、頭から血を吹き踊りながら死ぬ男達。奇妙な一致と不一致は2話全体を貫く。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月20日

「ドロヘドロ」1話レビュー~獣面獣心~

「ドロヘドロ」1話。自分をトカゲ頭に変えた奴を探して魔法使いを襲い、違うとなれば「もういらん」となます切りにしてしまうカイマンは正義の味方ではないし、そう振る舞う理由もない。人面獣心もとい、獣面獣心の男。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@liv…