2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「歌舞伎町シャーロック」8話レビュー~探偵の条件、依頼人の条件~

「歌舞伎町シャーロック」8話。パイプキャットを訪れたシャーロックの前に現れたのは、ハドソン夫人の代わりに店を仕切るアイリーン。今回は「代役」の話。#歌舞伎町シャーロック — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月30日

「ガンダム Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター」レビュー~君の目でなければ確かめられない~

「ガンダム Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター」©創通・サンライズ TV放送からおよそ4年半を経て公開された「ガンダム Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター」。序盤、軌道エレベーター内ではデレンセンがミノフスキー粒子の散布でレーダーが…

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」9話レビュー~似て非なるようで~

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 第9話「隔絶の淵から」 ©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・テレビ東京 「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」9話。似て非なるもの、非なりて似るもの。前回示されたテーマはそのままに、その対象規模で見せるような回。#…

「歌舞伎町シャーロック」7話レビュー~嘘つきのセンス~

「歌舞伎町シャーロック」7話。盗まれたUSBメモリーの奪還を依頼される今回、小林は参加できない。嘘がつけない彼は参加できない。つまり今回は嘘つき合戦であり、誰がより上手く嘘をつけるかの競い合いになる。#歌舞伎町シャーロック — 闇鍋はにわ (@livewi…

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」8話レビュー~面影は幻~

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 第8話「使命と幻影」 ©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・テレビ東京 「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」8話。ゼルトザームのベースはマギーの探すものと近いが、登録データとは似ても似つかない。また、メイはビルド…

終わってるけど終わってない――「ゾンビランドサガ」12話感想

「ゾンビランドサガ」11話。記憶を失い目覚めたさくらはたえ達と遭遇し、1話の光景を繰り返す。いつもなら僕は最初に書いたことを、つまり今回なら「繰り返し」を「蘇り」と書くところだが――本当にそうだろうか?

「歌舞伎町シャーロック」6話レビュー~探偵の役割~

「歌舞伎町シャーロック」6話。娑婆と刑務所を行き来しラムネとラップををキメる変人ヤクザ・杉本。彼は太陽を手刀で切ろうという奇行に走るが、当然切れるわけもない。今回は切ろうとしても切れぬものを繋ぐ、あんちゃん探偵小林の回。#歌舞伎町シャーロッ…

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」7話レビュー~鎧を脱ぎ捨てて~

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 第7話「傷だらけの栄冠」 ©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・テレビ東京 「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」7話。ヒロトもカザミも、喧嘩したいわけではないのにそうできない。上手い言い方が見つからないからそうで…

繰り返しは蘇りにあらず――「ゾンビランドサガ」11話感想

「ゾンビランドサガ」11話。記憶を失い目覚めたさくらはたえ達と遭遇し、1話の光景を繰り返す。いつもなら僕は最初に書いたことを、つまり今回なら「繰り返し」を「蘇り」と書くところだが――本当にそうだろうか?

見つめ直すために○ね――「ゾンビランドサガ」10話感想

「ゾンビランドサガ」10話。メンバーがそれぞれに過去と折り合いを漬ける中、自分が未だ何も思い出せていないことに再度思いを馳せるさくら。ラストに向け、訪れるのは「見つめ直し」という蘇りの時。

「歌舞伎町シャーロック」5話レビュー~ギャップは萌えの源泉~

「歌舞伎町シャーロック」5話、モーンスタン姉妹を見守る母の笑顔は、15年前も亡くなった後の遺影も変わらない。父の失踪もあってむしろ輝きを増していると言ってもいい。今回はそういう、変わらないどころか変わってむしろ増すものの話。#歌舞伎町シャーロ…

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」6話レビュー~遠い憧れ、泥中の足~

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 第6話「崖っぷちのヒーロー」 ©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・テレビ東京 「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」6話。レジスタンスのリーダー・ゴルスは一つ目の強敵・ゼルトザームがヒロト達のガンプラによく似てい…

伝説はステージの上――「ゾンビランドサガ」9話感想

「ゾンビランドサガ」9話。伝説とは伝えられるもの。伝説を「蘇らせる」とは、伝え直すことだ。塗り替えることだ。

星川リリィはお星さま――「ゾンビランドサガ」8話感想

「ゾンビランドサガ」8話。今回の主役であるリリィの生前の経歴は子役。テレビなどのドラマ出演がメインとなる子役は、モニタという明確な一線を通して視聴者と接する。その境界線の向こうから語り直すような回。

語り直せば蘇る――「ゾンビランドサガ」7話感想

「ゾンビランドサガ」7話。車に轢かれる純子の姿にさくらはデジャヴを感じる。言わばさくらの死を純子が「語り直した」と言えるわけだが、語り直しもまた「蘇り」である。

「歌舞伎町シャーロック」4話レビュー~繋がっている敗北~

「歌舞伎町シャーロック」4話。リアル銭湯行方不明事件、視聴者からすれば誰が殺したか想像するのは難しくない、入れ替わりのトリックに当てをつけるのも難しくない。難しいのはそれを結びつけること、繋がりを見出すことだ。今回はシャーロックの敗北のお話…