ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 第7話「傷だらけの栄冠」
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「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」7話。ヒロトもカザミも、喧嘩したいわけではないのにそうできない。上手い言い方が見つからないからそうできない。「格好がつかないから」そうできない。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日
カザミのガンプラ・ガンダムジャスティスナイトは名前通り正義の騎士をイメージしたガンプラだ。素体では頭身が独特のコアガンダムなど他のメンバーのガンプラに比べて最も「格好つけている」のだが、それに見合った活躍はできていないのが現状。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日
見合わぬ格好と、格好に見合わねば満足できぬ自分に雁字搦めになっては動けない。それにこだわらずポジションチェンジするメイとパルに先行され、カザミそしてヒロトは後衛に回らざるを得ない。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日
だからカザミは、少しだけ格好をつけることをやめる。自分がヒロトから信用されていないことを素直に認め、それでもそんな場合じゃないとヒロトを救援に向かわせる。それでもまだ格好つけているから、名前を叫んで突っ込んだりするから攻撃は当たらない。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日
孤軍奮闘の中でボロボロになるのはジャスティスナイトの外装だけではない。その格好つけもだ。敵のエルドラドートレスの攻撃に剣は折れ、鎧も盾も剥がされていく。彼を守るものも、守ってきた格好も全てがなくなる。だからカザミは、涙も流せば鼻水も垂らす。本当、「格好つかない」。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日
だけどだからこそ、自分の負け姿なんて格好つかないものまで配信するキャプテン・ジオンの言葉が届く。ダイバーなら誰もが持っている、他の誰にもない自分だけのガンプラ魂。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日
スマートに敵を倒すヒロトとは似ても似つかない、得物を失ったジャスティスナイトのステゴロファイト。だけどそこにはこれまで成せなかった活躍が確かにあって、2人はただ一緒にではなく戦っている。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日
同時進行的に流れるキャプテン・ジオンの戦いも、カザミ達のそれとはまるで違う。けれど出会いが人を変えるのも、それがヒーローを生むのは同じだ。前回できなかった、上辺ではない部分で確かに2つの戦いは今度は確かに似ていた。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日
初めての撃墜を成したカザミに、ヒロト達はそれぞれ言葉を贈る。これまで他の仲間と上手くやってこれなかった彼らだから、その言葉はけして格好がつかない。だけど、彼らもまた格好を付けずにカザミへ贈るのだ。称賛である点だけは似た言葉を、三者三様に贈るのだ。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日
ゼルトザームの乱入によって、ミッションは半ば失敗の様相を呈する。まるで歯が立たず、基地や残りの物資は破壊されてしまう。全く、「格好つかない」。だが、格好つかなくとも戦ったことで本来の目的であるギミックの移送を果たしそれを受け取ることができた。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日
ガンプラを戦力の中心とした作戦にムランが反対したのは、かつて自分が味わった裏切りを繰り返さないための「格好つけ」だったのだろう。カザミの行動は、自身に限らず多くの多くの者を格好つけて動けない状態から解放したのだ。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日
圧倒的な強さを見せつけたゼルトザームを倒す術はあるのか。託されたギミックは、いかにして最後の逆転の鍵となるのか。次回のメイの物語と合わせて、謎はまだまだ残されている。今後が楽しみです。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月14日