「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」18話。月の雷の発射条件が未だ完璧でない中、アルスはヒロトの過去の戦闘データを見る。彼が指摘する「完璧ではない」ヒロトを。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・テレビ東京#g_bd pic.twitter.com/UBQJl2FBKu
物事が完璧なのは喜ばしいことだが、大抵の場合そうはいかない。遺跡への避難だって一時しのぎにしかならない=完璧ではないが、今はそれを利用する他ない。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
迎撃だって事前にトラップを仕掛けても全ては守れないし、広範囲をセンサービットで索敵してもカザミ達3人で完璧には対応できない。ヒロトの狙撃支援まで含めて初めて体勢は完璧になる――いや、完璧を装える。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
だが、敵のアルスアースリィガンダムの狙撃は完璧の仮面を剥がしていく。センサービットの破壊で索敵は不十分になり、相手の場所が分からないから軽々しく動けず、ヒロト達はどう動こうが高いリスクを背負う。完璧ではいられない。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
アルスは自分のガンプラを、不完全なヒロトの行動(失敗)を排除した完璧な存在なのだと言う。だが本当は完璧などではない。ヒロトがなぜそのような行動をとったのか、アルスは完璧には理解できていない。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
ヒロトのかつての行動が不完全だったとして、それをただ拒絶してしまえば道を誤る。先の攻撃で息子を失った女性がその不完全さに絶望していることを、ストラに窘められるように。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
不完全な現在の自分を認めることから全ては始まる。不完全を承知で進むことで足りないものも見えればそれを補う術も見えてくる。カザミが不完全な安全を承知でストラ達を助けに向かったように。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
アルスアースリィガンダムはヒロトにとって偽りの完璧の鏡であり、彼はその誤りを打ち砕かなければならない。そして敵より上位の完璧ではアルスの偽りの完璧を否定することはできない。必要なのは、自分が完璧ではない不完全な存在だと示すこと。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
だからヒロトのアースリィは左腕を失い不完全になる。ユーラヴェンのライフルも交えた不完全な形態で、アルスアースリィを撃破する(不完全な状態にする)。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・テレビ東京#g_bd pic.twitter.com/6gE5RS7SCG
戦いは1人の死者も出さずに終わった。だが完璧ではない。カリコとザブンは「今度は守れた」ことに涙する。ストラはジェドの声を聞く。既にあまりにも多くの命が失われたこの戦いに完璧などない。けれど、その不完全さを認めてこそ前に進むことができる。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
ヒロトもまた、「見つからないものを探し続ける」己の不完全さと向き合う。ついに語られるであろう、ヒロトの過去とはいったいどのようなものであろうか。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
というわけでリライズ18話レビューでした。フレディ達の村を守った3話にどこか似たシチュエーションでしたが、実際「完璧になれなくとも力を尽くす事に意味がある」のを示したあの戦いと重ねて見られる回だったのだと思います。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
体を張ってフレディ達を守ろうとするカザミが格好良くてたまりませんが、壊れた盾を見ているのは現状での力不足を感じているんでしょうかね。パワーアップイベントにも期待したいところですが。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日
さて、新型コロナの影響で次回以降の配信はしばらく延期。切なさのある物語ですから、特に大切に作って欲しい。ヒロト達とまた会える日、リライズの日を待っています。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月7日