「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」23話ではヒロト達とマサキの対面が描かれる。前回マサキは自分の過ちが自分だけの特別なものであるという呪いから解放されたわけだが、そんな彼から見える役割こそはこの回の中心と言える。(以下続く)
— 闇鍋はにわ (@livewire891) August 6, 2020
©創通・サンライズ#g_bd#リライズ感想 pic.twitter.com/DyQVn0RaMd
エルドラを救うため戦った彼の姿はヒロト達に過ちを繰り返さない手がかりを与えたし、マサキ自身もヒロト達の姿に病身を押しても会いたいと願うほど影響を受けている。時間こそズレたけれど、その関係は例えるなら「鏡」のようなものだ。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) August 6, 2020
自分だけのもの、誰とも分かち合えぬ特別であるという呪いから解放された時、人は全く違う他者に己を重ねて見ることがある。鏡とはそういうもので、そして鏡を見る時、人は自分を見つめ直さずにいられない。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) August 6, 2020
逆に言えば、鏡を見ない者や見つけられない者は道を踏み外す危険から常に逃れられない。孤独に使命を、約束を全うしようとしたアルスはしかし、鏡を見つけられなかったがためにエルドラの新しき民の殺戮者になってしまった。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) August 6, 2020
どんなに許せない相手にも、理解できない相手にも、自分の鏡として見る余地があるのではないか。その思いがあることは、それだけ鏡に触れる機会を多くする。自分を見つめ直す機会をも多くする。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) August 6, 2020
©創通・サンライズ#g_bd pic.twitter.com/W9rW6Rlzjc
そして鏡による成長は一方通行ではない。自分が誰かの鏡だと気付くことも、人に自分を見つめ直させる機会なのだから。ヒナタがヒロトを憧れ鏡にし、ヒロトもその鏡によって成長するように。かつてのミズキを鏡とするヒナタの姿が、今度はミズキ自身を励ますように。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) August 6, 2020
それを証明するように、宇宙での激闘を前にしたヒロト達にはその戦いを見た――鏡にした多くのダイバー達が協力を申し出てくれる。リアルだと思っているのは一部でも、そこに通い合う思いはけしてヒロト達だけの「特別」なんかではない。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) August 6, 2020
©創通・サンライズ#g_bd pic.twitter.com/9w6sIgLa49
今のヒロト達にとっての最大の、もっとも必要な鏡はもちろん「ビルドダイバーズ」だ。アルス本拠地での激闘に向けたリハーサルという鏡を舞台に、名前も過去も伝えたドラマも鏡写しの2つのビルドダイバーズが戦うことが互いにとって何よりの成長の機会となる。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) August 6, 2020
©創通・サンライズ#g_bd
というわけでリライズの23話レビューでした。前回で1つの結実を迎えた話が、規模と対象を更に広げて拡大していく。その結果としてのラストバトル前哨戦にドリームマッチ! 豪華過ぎて鼻血が出そうだぞ。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) August 6, 2020
前作はラストのレイドバトルで「俺のガンプラもそこにいる!」と妄想できたわけですが、今回は次回のバトルで「俺のガンプラもそこにいる!」って妄想ができるわけですね。行って手助けしたいと思ってる人、ガンプラ買いましょう!(完全にバンダイの手先)#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) August 6, 2020
昇った先は、私たちが考えていたよりずっと高い場所になりそう。次回の戦いも、その先も改めて楽しみです。#g_bd
— 闇鍋はにわ (@livewire891) August 6, 2020