「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」21話。ヒナタは作戦会議をオフラインミーティングと勘違いし、また一方で生き生きとしたヒロトに幼き日と同じ姿を見る。姿の同異は、中身の同異とイコールではない。
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例えばアルスのもとへ向かうには軌道エレベーターをまた使うことが予想されるが、彼に招き入れられた前回と異なり今度は守りを固めている可能性が高い。姿は同じでも、中身は同じではない。#g_bd
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ならば逆に、姿が異なれど中身が同じものもある。リアルの戦いでもヒロト達が「ガンプラを強くしようとする」のはシンプルにGBNを楽しんでいた時と変わらないし、カザミの新ガンプラにはヒロトのガンプラの技術が利用される。#g_bd
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それはどちらが良い悪いではなく、人の行いと世の出来事の裏表や多様さの証明だ。ガンプラ作りが破壊でなく修復を生む枝分かれも起きれば、シドー・マサキの洗脳の不安定さとそれによる彼の限界が同期もする。#g_bd
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GBNについてヒロトには直接尋ねてこなかったヒナタが、彼女自身の交友によって真相に近づいていたのも同様。失敗が別の場所で生きるように、回り道も目的地へ通じることは変わらないのだ。#g_bd
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GBNへ赴くことはなくとも、ヒナタもまた「積み重ねて」きた。ビルドダイバーズでなくとも彼女もまたヒロトの背中を押してきてくれた人間であり、それもまた仲間の1つの形に他ならない。#g_bd
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ヒロトはマサキと「同じように戦い、違う結果を導く」ことを誓い、彼とヒナタは「違う場所で戦い、同じ結果を導く」ことを約束する。「もう1つのリアル」はここにもあるし、私達視聴者も画面の向こうにもう1つのリアルを見ている。
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しかしクアドルンが悲壮な行動の覚悟すら決めているように、喜びと悲しみは同期し容易く枝分かれする。果たして、かつて大切な人を救えなかったヒロトは今度は異なる結果を導き出せるのだろうか。#g_bd
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というわけでリライズ21話レビューでした。ヒナタの存在の大きさを示してくれて嬉しい嬉しい。イヴとのことを打ち明ける相手ではなくとも、彼女なりのヒロトとの関係はビルドダイバーズとのそれに勝るとも劣らない。#g_bd
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サターンアーマーが悪魔の名のガンダムではなく悪魔の姿のガンダムに使われる……というのはプラモのインストでも紹介されていましたが、「同期」のテーマに適っているのが分かってこれまた素晴らしかったです。
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ああ、楽しい! 次週までまたガンプラ作って視聴に備えたいと思います。カザミの活躍にも期待だ!https://t.co/RAvw5IRXTX#g_bd
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