とりあえず群馬に深く謝罪するべきだと思います。
刀使ノ巫女 第15話「怠け者の一分」 ©伍箇伝計画/刀使ノ巫女製作委員会
「刀使ノ巫女」15話を視聴。遊びも任務の内、迷いも考えの内。薫に助言を受けてそれを肯定する沙耶香と、同じく迷いの内にある獅童。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年4月20日
沙耶香の無念無想は迅移を持続的に行う技。対して薬丸自顕流と祢々切丸を用いる薫の技には瞬発力が求められる。それは2人の任務に対する姿勢にも重なり、終始任務が頭にある沙耶香に対して薫はやる時以外はだらけまくりだ。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年4月20日
夕食後も鍛錬する沙耶香とだらける薫はその引き写しであり、薫が沙耶香を卓球に引き込む事で両者のフィールドは接続される。この際、沙耶香に素振りを教わったねねが今度は沙耶香にラケットの振り方を教えるのがかすがいとしてとても上手いなと思う。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年4月20日
薫は斬撃の時はもちろん卓球の時にも猿叫を放ち、またリス荒魂への沙耶香の斬撃を自分の刀で止める。剣を合わせて相手を知るというのは刀使ノ巫女に限らずバトルものの1つのコミュニケーションだが、すなわち宿でのコミカルなやりとりもまたそういう類のコミュニケーションということ。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年4月20日
任務を盲目的にこなそうとする沙耶香の姿は「強くなければ自分には価値がない」という自意識から脱せない彼女のありようそのものであり、今回そこにはヒビが入った。しかしそれはあくまでヒビであって、安易に答えが授けられたわけではない。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年4月20日
「まだよく分からない。だからよく考えたい」沙耶香は迷いを受け入れる。結論というものを任務の遂行に例えるなら、迷いは「遊び」に相当する。速やかな遂行の妨げになる。けれど、それもまた必要なことを沙耶香は知った。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年4月20日
そもそも、出した結論が正しいとは限らないのだ。無害と判断した荒魂が姫によって結局は危険になってしまったように。ノロ強奪犯の正体が獅童と薫が誤解してしまっているように。だから必要なのは結論だけではなく、それに責任を持つに足りる過程(迷い)を持つ事なのだろう。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年4月20日
そういうわけなので絶賛勘違い中の薫、誤解が解けた時に獅童に格好いい責任のとり方をしてくれるのじゃないかなと個人的に期待している。そして姫に指摘された獅童の「迷い」が無駄にならないことも。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年4月20日
メタっぽさすらあるいつにも増してコミカルなやりとりの中に、これからの未来を感じる回でした。次回は久しぶりに6人全員集合、どんなお話でしょうか。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年4月20日