紫様のピックアップガチャ復活はよ(ちょろい
刀使ノ巫女 第20話「最後の女神」 ©伍箇伝計画/刀使ノ巫女製作委員会
「刀使ノ巫女」20話を視聴。必要なのは伝えようとする意思。そして、適切な伝え方は送り手と受け手によって異なる。紫に意思疎通について口にさせることで、そういうことを雄弁に語る回だったように思う。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月25日
紫がイチキシマヒメに「言葉にせずとも分かるなどただの世迷い言だ」と語る一方、今回の話では言語に拠らない意思疎通にもまた溢れている。姫和の異常を見抜く可奈美、真庭学長の緊張をこそほぐす朱音、相楽学長の指示であるとの2人の洞察など。皆言葉にしないものを感じている。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月25日
言葉とは1種類ではなく、通じるには不完全であってもそれが噛み合わなければならない。1期で紫に散々尽くしても褒められる事のなかった高津学長は、タギツヒメのねぎらいの言葉に喜びに打ち震える。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月25日
繰り返すが、言葉(言語)は1種類ではない。表情という言葉を使わない夜見や御刀の打ち合いを持って語ろうとする可奈美のあり方は、共に一般的な言語からは少し外れている。けれど逆に、そういう言語でなければ通じない相手もまた、存在するのだ。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月25日
認識の歪んだ歩には言葉による説得は届かない。だから可奈美は一緒に強くなれたら楽しいだろうなという思いを「歩ちゃんなら受け止めてくれるって信じてる」と、刃という言語を使って届けようとする。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月25日
何度も夜見が荒魂を呼び出したのはすぐ分かるのに、直後の姫和との言語コミュニケーションは途端にぎこちなくなるの、とても可奈美らしいなと思う。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月25日
「今ならまだ戻れる」という獅童の言葉の説得もまた、夜見との間では疎通しない。逆に斬撃で血飛沫でなく荒魂が舞う姿は「もう戻れない」事を寿々花にはっきりと感じさせる。それもまた別種の言語。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月25日
イチキシマヒメにとっても、人と荒魂の融合は自分が不要でないと示す「言語」だった。だが紫によって満たされることで、それは彼女を救うための言語へと変わる――姫和との一体化である。それは多分、姫和と彼女の周囲の人物が意思疎通するのに最適な言語の変更も伴うのだと思う。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月25日
今回のデレを見てると、前回触れたエレンとタギツヒメの似合わないドレスは共通点の方が主になりそうな気がしてきた。高津学長、実はハッピーエンドのための大功労者になるのでは……#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月25日
あと、獅童のストレート過ぎる物言いに若干の言語のズレを感じつつも(「まあ歯の浮くこと」)それがきちんと届いている寿々花はとても幸せそうでした。このカットとか旦那と同じポーズとってるのが可愛くてもう。#tojinomiko pic.twitter.com/574vL8wOIs
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月25日
正解と不正解、幸せと不幸せ。そういうものの解釈もまた、言語の違いの内と言えるのかもしれない。今後がますます楽しみになるし、30分ほぼ涙腺刺激されっ放しの回でした。#tojinomiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月25日