「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」14話。フレディは最初から大それたことを考えて遺跡へ行ったわけではない。始まりはただの好奇心、「小さな」冒険に過ぎなかった。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月9日
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物置で見つけた本から始まった遺跡探しは、少しずつ 少しずつフレディを魅了していく。始まりは誰もが子供であるように、全ては小さなものから始まり大きくなっていく。#g_bd
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小さなものを大きくする積み重ねとは、正解だけだろうか? 否。ストラのサボりを白い目で見るフレディだってマイヤに叱られる身なのは変わらない。彼の遺跡通いは、姉からも父からも良い目では見られていなかった。#g_bd
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一つ目の攻撃が小さな斥候から始まるように。ストラのレジスタンスへの憧れが結果的に一つ目の接近を察知させたように。積み重なるものに善悪正否の区別などはない。どんなものであろうと、小さな過去は積み上がっていつしか大きくなる。#g_bd
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それは振り返られるヒロト達との思い出にしてもそうだろう。勘違いから始まった「ビルドダイバーズ」とフレディの縁はヒロト達からすれば悩みも大きなものだったけど、それも引っくるめていつしか大切なものになっていた。#g_bd
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そして、だからこそそれが失われることが辛い。時間をさかのぼって描かれたヒロト達との出会いの日々は改めて、ジェド達の死の重さをフレディにそして視聴者に重くのしかからせる。#g_bd
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それでも、フレディはただうずくまるだけではない。始まりは誰もが子供であるということは、誰もが小さな積み重ねを経て大きく成長するということだ。頼れる兄を喪った彼を立ち直らせたのは、自分より小さなアシャの不安の涙だった。#g_bd
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絶望は遺跡を塞ぎ、ビルドダイバーズという大きな希望を塞いでいる。ならどうすればいいのか? また小さなものから積み重ねればいいのだ。小さなものから瓦礫をどかして、小さな穴にどうにか体を突っ込んで、それがついにヒロト達との再会に繋がる。#g_bd
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かつて多数のモニタの全てに魅せられていたフレディは、今度はその中からヒロト達だけを探す。勘違いから始まった小さな願いは、もはや他の誰も及ばない大きな信頼へと変化している。#g_bd
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ヒロト達もまた、この小さなきっかけにいくつものドラマを重ねていくだろう。大きな物語を生み出す第2幕が、いよいよ始まった。#g_bd
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というわけで、リライズ14話のレビューでした。振り返りを兼ねた再開はフレディの魅力がたっぷり。ケモノ趣味もショタ趣味も無いのになんだこの愛らしさは……これが積み重ねの魔力というものか。#g_bd
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もう一つのビルドダイバーズの、もう一度描かれる物語。帰ってきたヒロト、カザミ、メイ、パル、そしてフレディの活躍が本当に楽しみです。#g_bd
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