韓国ウェブトゥーン原作のアクションアニメ「ゴッド・オブ・ハイスクール」。1話ではAパート終わりまで主人公ジン・モリがただのひったくりを追いかける様子が描かれる。尺の使い方がおかしいのではない、これは格闘高校生とバイクの「異種格闘技戦」だ。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 7, 2020
©2020 Crunchy Onigiri, LLC#goh_anime pic.twitter.com/FHH2EMgipo
泣きたい時こそしゃんとしろ、と祖父らしき人物に言い含められた彼は幼き日に涙と克己の異種格闘技戦を運命づけられている。目覚まし時計に腕力で異種格闘技戦を挑んで寝坊し、格闘技大会に腕力ではなく時間の勝負を強いられる。#goh_anime pic.twitter.com/holodW6dBA
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 7, 2020
時間との戦いの中でジン・モリは更に「困った人を見捨てない」異種格闘技戦にまで巻き込まれる。大会に間に合うことだけ優先したら、それは道徳との異種格闘技戦の敗北だ。だから彼はひったくりを捨て置け無い。#goh_anime
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 7, 2020
しかし、異種格闘技戦には当然相性というものがある。自転車でバイク並みの速度を出すジン・モリの脚力は凄まじいが、それはしょせん相手のフィールドに乗った力の無駄遣いでしかない。だから捕まえられない。#goh_anime
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 7, 2020
無骨な格闘家には美少女という異種で勝利していたユ・ミラも、追走が猪突猛進という点では変わりないから彼女の加勢は事態の解決にまで至らない。力を倍増することはできても、分散させられれば一巻の終わり。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 7, 2020
©2020 Crunchy Onigiri, LLC#goh_anime pic.twitter.com/subva8IOMT
有効なのは相手と相性のいい、別の力を使うこと。ハン・デイが先回りする知力を使ったように。冒頭、報道や権力を使う敵に対してパク・ムジンが(魔術的ではあるが)シンプルな暴力で彼らを叩いたように。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 7, 2020
©2020 Crunchy Onigiri, LLC#goh_anime pic.twitter.com/XqLFy6snn9
「力」こそは本作の世界の全てではあるが、力は一種類ではないのだ。今は語られないが3人には叶えたい願いがあるのだろうし、それには大会の優勝報酬がもっとも相性がいい。そしてそれを得るには、自らの力に訴えるのがもっとも相性がいいと彼らは信じている。#goh_anim
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 7, 2020
戦歴という「力」では優勝候補とされるカン・マンソクに対して、ジン・モリは見事なカウンターを決める。それもまた、相性のいい別の力のぶつけ方だ。果たして彼は、この多用な異種格闘技戦に勝ち続けられるのだろうか。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 7, 2020
©2020 Crunchy Onigiri, LLC#goh_anime pic.twitter.com/QWkyaOiWBO
というわけでGOHの1話レビューでした。「力」を見せますという意気込みの見える始まりだったように思います。殴る、蹴る、叩く。ドラマという力を使うのはその後!#goh_anime
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 7, 2020
注目の眼鏡っ娘のユ・ミラが劇中でも美少女扱いなのも素晴らしい。あの格闘家達でファンクラブを作ればいいのではないか。ひったくりは彼女に似合う最高の眼鏡を作り直せ! 自転車にぶつかっても壊れないようなやつを!(むちゃくちゃ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 7, 2020
©2020 Crunchy Onigiri, LLC#goh_anime pic.twitter.com/5mKmqIzhpT
アクションアニメのレビューを書くのも考えてみると珍しいことなので、この先が楽しみです。大暴れに期待。#goh_anime
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 7, 2020