「推しが武道館いってくれたら死ぬ」3話。アイドルと結婚したいガチ恋勢の理論は、否定こそされないがえりぴよやくまさと相容れない。「同じ高さ」になることは必ずしも答えではない。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月25日
高さの違い、高低差は今回画面に散りばめられた要素だ。竹馬に乗ったえりぴよはいつも以上に舞菜との間に誤解をこじらせ、カレンダーは一周分見間違えてライブ会場とはまるで違う場所に行ってしまう。いずれも高低差が象徴や原因となっている。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月25日
と言って、常に同じ高さ(やり方)であれば良い結果になるわけでもない。整番が先着順かランダムかで会場への向かい方は当然変わるし、くまさがえりぴよの勘違いを鵜呑み(同じ)にすれば間違いには気付けないし、電車が定刻通り(同じ)なのは会場を間違えた2人には全く嬉しくない。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月25日
会場が違うと知れたのは基が別行動だった(同じ高さでなかった)からだし、前列ではなく後列(画面上では普段より高い位置)にいるえりぴよを舞菜は気にかける。また舞菜が優佳のように(同じ高さに)なりたいと言えば似合わない、今のキャラだからいいんだと否定されもする。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月25日
個々人の高低差は個々人の性質でもあり、それは動物園に様々な動物(それこそマスコットに至るまで)がいるのと変わらない。ガールズフェスタに出てもCham jamの人気はさほど変わらないが、舞菜には玲奈という新たなファンがついたように。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月25日
同じ舞菜推しでも、玲奈のそれはえりぴよとは大きく異なる。鼻血を吹くほど興奮するえりぴよと異なり玲奈は落ち着いているし、握手券も1枚しか買わない。受験生だからフリーターのえりぴよほど頻繁には来ない。けれど、玲奈もファンなのは変わらない事実。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月25日
そして、人間は自分の心の中にすら高低差を抱えている。皆に舞菜を好きになってほしいと言っていたえりぴよは、しかし舞菜が自分以外にも微笑みかけているのに動揺せずにいられない。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月25日
けれど高低差をひっくるめて人間だし、それあればこそ人は人を好きになる。ドルオタはアイドルとのステージの高低差に魅せられる。舞菜が電車のステップを越えて同じ高さ(プライベート)に来ても、えりぴよはそこにいようとしない。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月25日
舞菜が自分をどれだけ好きか知らないまま、また握手じゃなくて応援や推しへのお礼でいいんだよと思いながら、えりぴよは舞菜が好きでたまらない。そういうところが、好きでたまらない。川沿いの高低差を横に、えりぴよは走っていく――#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月25日
以上、推し武道3話のレビューでした。前回がアイドル間の高低差なら今回はドルオタの高低差であり、そしてそれが比定されないお話であったように思います。好きの形もいろいろある。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月25日
なお「優佳が後列組では一番人気」と聞いてめっちゃキモい笑顔になってたであろう人間のアカウントがこちらになります。いかん、Cham Jamの出る場面では気が付くとこの娘を探している……#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月25日