「推しが武道館いってくれたら死ぬ」6話。冒頭、カメラは月からショッピングモールへ、そしてエレベーターを降りるれおと空音へ。今回は「降りる」「落ちる」お話。#推し武道 pic.twitter.com/a30O1eoxkf
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月14日
ドルオタからすればアイドルは天上界の住人の如き存在だが、彼女達はもちろん生身の人間。過去があり悩みがあり憧れがある。空音もまた、その生身の中にれおというアイドルへの憧れを持っている。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月14日
お客さんが少なくてもアイドルな地下アイドル、叔母が応募したことでのグループ入り。空音にとってはアイドルのステージが「降りてきた」ようなもので、でも自分の足で来たんでしょとれおはかつて言った。それは確かに、空音が自分で上がったステージなのだと。#推し武道
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以前もアイドル経験のあるれおは、初挑戦の空音達へ「降りて」導いてきてくれた。「私なんかにも」と繰り返すくらい自己評価も高くなく、しかしそこには上を目指す姿勢がある。初ライブの後の噴水の動きも、グループの心の動きに呼応する。#推し武道 pic.twitter.com/7CiBvChoHs
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更にしかし、空音はれおが内心で不安がっていることも知っている。それは同じアイドルになり、れおが生身の人間として空音の前に降りてきたから知ることのできたもの。#推し武道
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もちろん、生身であること降りることは喜びだけを呼ぶわけではない。空音を生身の女性としてガチ恋している基は、彼女が男と歩いていた目撃情報に階段を「落ちる」。エゴサした空音も情報に心を乱され、生身の人間としての部分をあらわにする。#推し武道
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それでも、そんな時もれおはまた空音のところて「降りて」きてくれる。そんなことするわけないと信頼し、何かあったら自分が守ると言ってくれる。このわずかな高さの差が、高低差がれおを空音の永遠のアイドルにする。#推し武道 pic.twitter.com/wHaSqvajZa
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降りてくることで、落ちてくることで距離は近づき、伝わるものが増える。それは表現でも変わらない。空音のレスの嬉しさも人気が落ちた時に来てくれた嬉しさも、好意をハイコンテクストにしないことで霧消するえりぴよの推し変の恐れも。#推し武道
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高低差は消えることはない。基は目撃情報を唯一知る推しとしてゲスいことを考える野郎に「落ち」もするし、れおが首を下げて好意を伝えても皆が好きな彼女のそれは空音と高さは合わない。#推し武道 pic.twitter.com/SmfTY7PzTI
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けれどそれでも伝わるのだ。皆が好きなれおを空音が好きなように。ステージから降りた舞菜が送ったハートマークが理解できなくても、その高低差があってもえりぴよには嬉しくてたまらないように。それを送れること、受け取れることこそは「神対応」なのだろう。#推し武道
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というわけで推し武道の6話レビューでした。一挙手一同に推し変を疑われ、舞菜が推し変を恐れた絶妙のタイミングで不安を取り払うえりぴよがあまりに「アイドル」的で改めてパワフル。改めて舞菜をえりぴよ沼に「落とした」ぞ今週の彼女。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月14日
そして空音に関する誤解があったとは言え人気投票で3位に躍進した優佳。これは彼女の時代が来たに違いない。眞妃とゆめ莉に続き空音とれおのドラマが明かされてもなお不動。「優佳の方がかわいいと思いまーす!」はーい!#推し武道#優佳愛してる pic.twitter.com/BKN4JdRxx0
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月14日