「推しが武道館いってくれたら死ぬ」9話。ライブハウス改修のため、Chamjamとオタは1月中は同じ場所に集まれない。しかし楽屋裏を見ても分かるように、同じ場所に立っていても考えることが揃うわけではない。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月6日
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揃わないのはオタも同様で、えりぴよの反応はいつも以上に皆とズレている。物販も特別に録音リクエストで、握手以上にオタ個々の望むものが顕になる。ステージ終了後も成人のれおだけはテレビ出演があるから、皆で喫茶店に行くでもなく解散。#推し武道
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しかし揃わないのはまとまりの無さを意味しない。えりぴよの母も叔母も叔父も祖母も従弟もみなバラバラなことを言うが、プレッシャーのかかる内容なのは変わらないからえりぴよには年末年始の家族との時間が辛くなる。#推し武道
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アバンでは武道館に行かなくてもいいと言っていた優佳も、初詣では舞菜同様に武道館行きを願う。しかしれお達と同じ思いになったわけではない。「アイドルできるならどこでも良い」彼女の思いはれお達とは揃わず、そしてそれにも確かに正しさがある。#推し武道
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れおの掛け声では心が動かなかったように、オタが声を揃えて武道館行きを願っても優佳はそうは思わなかったろう。彼女の心を変えたのは、バラバラなことを願っていい場で、オタ達がそれぞれ違う言葉で武道館行きを願ったから。揃わないままで、揃っていたから。#推し武道
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「知ってる? センターって奇数じゃなきゃいけないんだよ」……奇数は揃わない。ただ単純に揃ってしまったら、生まれないものがある。#推し武道
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「違いがあっても同じものを目指せる」のではない。それでは結局、違いは不純物でしかない。「違いがあるから同じものを目指せる」のだ。それぞれ別の願いを抱いているからこそ、初詣に多くの人が押し寄せるように。#推し武道
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アイドルは偶像、日本の神仏も偶像。初詣という「現場」に人々は集い、めいめい好きな言葉を録音してもらうようにめいめい好きな願いを願っていく。もちろん、そこへやってこない選択肢だって違いを不純物にはしない。れおとくまさ達の年越しに、舞菜達もえりぴよ達も幸せを見ている。#推し武道
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初日の出にもえりぴよは叫ぶ。観客席と同じように叫ぶ。ステージと観客席は太陽と同じくらい遠くにあって、けれど、気のせいかと思うくらい小さくとも、確かにそれは届くのだ。#推し武道
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というわけで推し武道の9話レビューでした。あー、素晴らしい。こんなにもシチュエーションと構図が噛み合うものなのか……いつものライブハウスを出たことで、とても大胆なステージで繰り広げられるお話になっていたと思います。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月6日
実質的に優佳回でもあり、オタとのやりとりも嬉しくて。「アイドルになるため生まれた」のではなく「アイドルとして生まれた」のが彼女だと思うのだけど、それは彼女が誰からも影響を受けないという意味ではないんだなあ。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月6日
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前回前々回は優佳の場面にニヤニヤしてましたが、今回はうるうるしております。優佳オタの皆、思いは確かに彼女に届いてるぞ。彼女はもっともっと上に行けるぞ……!
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月6日
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