HGシュヴァルベ・グレイズを塗装+パーツ変更でバエル風に仕立て上げました。
1.製作経緯
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」でマクギリス・ファリドが最初に登場するMS、シュヴァルベ・グレイズ(マクギリス機)。各所に増設されたブースターが高機動を主張してやまないイカした機体です。これをマクギリスの最後の乗機であるガンダム・バエル風にできないかな?という方向で作ってみました。
当初はバエルとのミキシングを想定していたのですが腕、腰、バックパック等各パーツの相性が思った以上に悪く僕の技術力では手に負えず。こんな事もあろうかと想定していた「むしろバエルのパーツ使用なしでバエルっぽくでっちあげる」方向に修正しました。
スラスターウイングは30MMのマルチウイング、バエル・ソードはMSランチャー01の刀で代用。マルチウイング付属のヘッドパーツがバエルのアンテナに比較的近いデザインだったのも幸運でした。結局、バエルから使用したのは左肩のホイルシールのみとなっています。
2.製作あれこれ
以前レギンレイズ(マキ・コハグラ機)を作った際に下地の色透けに悩まされましたが、今回は黒サフ→白サフの順で下地を作ってから塗装。思った以上にきれいに白が発色しますね! シュヴァルベ・グレイズの濃い青系統の成型色に負けずに白く塗ることができました。せっかくなのでクレオスのMSホワイト、光沢ホワイト、グランプリホワイトの3種を使ってみましたが、さほど違いが出ているかというと……
胸部や脚部の黄色パーツはピンクサフの上からMSイエローで塗装。こちらも上手く下地の色が隠れました。
ただ、パーツの裏側は黒サフのままにしておきたかったのですが、表側に色を重ねた際にそのまま一緒に染めてしまったケースが多数。うーん、マスキングした方がいいのか?
このガンプラは肩やサイドスカートアーマー接続部など一部ポリキャップが露出する構造になっており、フレームは成型色でいこうかとも思ったのですが、多少なりガンダム・フレームらしくなるようプライマー・サーフェイサーを初使用してフレームともども黒鉄色で塗装しました。思ったより普通に色が乗ってくれて、全然ビビることなかったですね。
肩部・大腿部アーマーはそのままだと合わせ目が出るため、「ガンプラの山を崩せ」さんの記事を参考に後ハメ加工・接着して合わせ目消し。スネ部分はちょっと難しそうだったので、デザインナイフで合わせ目部分を削ってモールド化しました。
作った後はいつものようにデカールを貼ろうとしたのですが「なんだかいつもと代わり映えのしない貼り方になりそう」「むしろ貼ったらバエルっぽくないのでは」ということで今回は各所へのデカール貼り付けはほぼなし。胸部へファリド家の紋章を着けるに留めました。サイドスカートアーマーが胴体に付いているため腰の回転に難があったり、大腿部スラスターやアームガードなど動きを制限する箇所が思ったより多くなかなか本家バエルのようなポージングは難しいですが、割と気に入る感じで作ることが出来ました。
次に作っているのはほぼ成型色でやるつもりなのであまり時間はかからないはずですが、元旦に間に合うかしらん。
3.アクションポーズ
4.妄想インスト
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のマクギリス・ファリドのファンであるGBNダイバーが使用する、彼の最後の乗機ガンダム・バエルを模したガンプラ。シュヴァルベ・グレイズの背部フライトユニットをクローウイングユニットに換装したことでベース機体のピーキーさを軽減、かつ一層の高機動化に成功している。
武装としてはバトルアックスの代わりに高硬度レアアロイ製の太刀「ガーバエラ・ストレート」二振りを新たに装備し、接近戦では本家バエルさながらの活躍を見せる。またベース機通りのライフルやワイヤークローによる柔軟性、ウイングとクローを兼ね備えた背部ユニットで乱戦時の対応能力も高く、所属フォースでは前衛機として堅実な成績を残している。
なおGBNでの機体登録名は「ヴァイス・シュヴァルベ・グレイズ(白い燕のグレイズ)」であるが、使用するダイバー自身を含め「バエルベ・グレイズ」あるいは単に「バエルベ」の通称で呼ぶのがもっぱらであまり認知されていない。
5.カラーレシピ
(基本的にクレオスのカラースプレー使用)
本体等ホワイト部:MSホワイト、光沢ホワイト、グランプリホワイト、エナメル塗料ホワイト
本体等ダークグレー部:黒鉄色
本体等ブルー部:コバルトブルー
本体イエロー部:MSイエロー
本体メタリックブルー部:シルバー→メタリックブルー(タミヤ)
本体等ゴールド部:エナメル塗料ゴールド
本体等シルバー部:エナメル塗料シルバー
GUNSTA(ガンスタ)投稿はこちら。