1.製作あれこれ
いわゆるデザートカラーを彷彿とさせる配色が非常に格好良く、塗装で似せてみたいなというのが今回の製作のきっかけでした。ただRX-78で同じことをしてもパチモノにしかならないし、どうせなら別の機体でやってみたいなと。候補を検討してみると、意外と対象になるものが限られるのに気付きました。
デザートカラーを彷彿とさせるというのが曲者で、なまじな機体ではデザートカラーにしかならないのですよね。ミリタリー色の強い機体はもちろん駄目だし(このためデカールは無し)、単に発表から時間が経っている機体でも駄目。「リアルでもレトロでもなくクラシック」として成立するMSは何か……と考えた結果、たどり着いたのが劇中で半世紀に渡って戦い続けたこのAGE-1でした。
今になって見てみると、AGE-1は結構強面というか険のある顔をしていますね。鋭さよりも厳しさというか。フリットが少年から老齢になるまで乗り続けた機体ですから、それに耐えられるようデザインされていたのだと分かりました。
2.カラーレシピ
本体ホワイト→ライトブラウン部:クレオス タン
本体イエロー→ライトグレー部:クレオス 灰色9号
本体レッド→ライトグレー部:クレオス 明灰白色
本体ブルー→グレー部:タミヤ ジャーマングレー
本体グレー→ブラック部:クレオス ジャーマングレー
水性アクリル塗料
本体膝ダークグレー部:クレオス ダークグレー
本体センサーグリーン→ゴールド部:クレオス ゴールド