「機動新世紀ガンダムX」よりHGAW ガンダムダブルエックスを製作しました。
1.製作あれこれ
上記タイトル後半主役機であるガンダムダブルエックス。今回はいわゆる面出し、エッジ出しに挑戦してみました。成形段階では安全のため丸くなってたり二段にしてある部分をヤスリやデザインナイフで削って角にする作業ですね。デザインが比較的シンプルで作業がそこまで煩雑にならないこと、またそれ故に効果が分かりやすそうだと言うのが選定の理由です。
やってみた結果ですが、ガンプラの輪郭がすごくクッキリしたなというのが一番の印象です。各パーツの存在感が全然違うし、そのためか塗装も塗料が変わったかのような錯覚すらある。いつものようにスプレー缶メインなんですが。時間はそれなりかかったはずですが、ゲート処理で番手の違うヤスリを都度都度持ち替えて作業するよりこちらの方が集中できた気もします。無心になれる。
ツインサテライトキャノン発射形態。リフレクターパネルやエネルギーラジエータープレートはガンダムマーカーのMEPEホログラフィックイエローを使用しました。……が、リフレクターパネルは思ったほどキラキラしてくれず。凸凹があるためか? また、これらをつや消し部分より先に光沢トップコートで保護する工程があったため、ついでに各種センサーをガンダムマーカーアイセンサーグリーンで塗装して一緒に光沢トップコートしています(ツインサテライトキャノンのセンサーだけ忘れたので完成時にシール貼り)。それでもやっぱり、シールより若干暗いかな?
また、このキットは可変機ではないですがサテライトキャノン砲身展開や肩部パーツによる固定等で可動させる部分は多いため、塗料はがれを防止すべく林哲平さんのツイートを参考にそうした箇所にモデリングワックスを塗布しました。怖いは怖いですが、トップコートだけの時みたいな明らかに駄目という感じは確かにしません。関節はもちろん、スカートアーマーが当たる箇所などこれは塗布が定番になりそう。
みなさん、タミヤモデリングワックスを活用していますでしょうか?
— プロモデラー 林哲平@見るだけでプラモが上手くなるツイッター (@tepepro) December 20, 2022
一見、光沢塗装の表面保護専用のイメージがありますが、実はいろんな活用法があるんですよ
今回はワックスの使い方あれこれについて解説します♪#ガンプラ凄技テクニック#プラモデル pic.twitter.com/xkDn1ryL2X
少年漫画的少年が乗るガンダムなので、あまりリアルに寄せたくないな……ということで、デカールはキットに初期から付いてるマーキングシールをイメージする程度に抑えました。所持しているデカールに「DX」の文字列があったので、どうにか貼りたい気持ちがあったのも大きいです。
初めて挑戦した工程ですが、キットの存在感がここまで変わるとは思いませんでした。手間はかかってもこれは今後癖になりそう。カメラもピントは前回より合わせられたし、ちょっとずつ精進していこうと思います。
2.カラーレシピ
カラースプレー
本体ホワイト部:クレオス MSホワイト
本体イエロー部:クレオス MSイエロー
本体ダークブルー部:クレオス ネイビーブルー
本体レッド部:クレオス レッド
水性アクリル塗料
本体各種グレー部:クレオス ジャーマングレー/ドゥンケルグラウ、ジャーマングレー/グラウ、ジャーマングレー/グラウ(退色時)
本体レッド部:RX-78レッド
本体イエロー部:RX-78イエロー
ガンダムマーカー
本体パネル部:MEPEホロイエロー