HG スーパーロボット大戦OGシリーズより一応のif機体、ゲシュペンストMk-Ⅱ・タイプS(フォリア機)を製作しました。
1.製作あれこれ
様々なロボットが登場する「スーパーロボット大戦」シリーズのオリジナル機体、ゲシュペンスト。今回はプレバンで販売されたゲシュペンストMk-Ⅱを登場人物の一人、フォリア・エストのパーソナルカラーで塗装してみました。なんとなく注文したもののどう作ろう?と考えた時、軽く検索した範囲では誰も作っていないフォリア機を作るのはどうだろうと思い浮かんだ次第です。なにせ初登場の「スーパーロボット大戦MX」では最初から死亡済み、「スーパーロボット大戦OG外伝」で初めて顔が明かされそのまま死亡という出番の少ないキャラなので無理もない。
上記動画の5:48あたりからフォリアの出番があります。「動画で出てるのになぜif機体?」と思われた方もいるかもしれませんが、実際に彼が乗っているのは「量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ」、こちらは「ゲシュペンストMk-Ⅱ・タイプS」。ゲシュペンストは「ガンダムみたいな性能のタイプR」「マジンガーZみたいな性能のタイプS」「中間的なタイプT」の3種類があり、量産型はタイプRがベースで全く別物なのです。
HGゲシュペンストMk-Ⅱの予約開始に伴い、「ゲシュペンストのざっくりとした見分け方」という資料を作りました。色々な細かいバリエーションがあるのですが、とりあえずはこの3種を(ゲシュペンストとゲシュペンストMk-Ⅱの形状は同じです)。 pic.twitter.com/RHLw3HR7Sv
— 寺田貴信/Takanobu_Terada (@TakanobuTerada) February 21, 2023
中身の他に左腕の3本の突起が量産型は打突用の杭であるプラズマステーク、RやSはビームサーベル的なプラズマカッターとなっており形状もちょっと違う。つまり、素人はこのキットからは量産型ゲシュペンストMk-Ⅱを作れない! しかし考えてみればフォリアは本編でももっと強い機体に乗りたいと言っていたので、より高性能なタイプSに搭乗できたifでやってみたらどうかなと方向転換しました。
ゲシュペンストMk-Ⅱの成型色は青、当初はダークイエローでの塗装を考えていたためピンクサフを使用しました。問題なく発色しトップコートまでしたのですがやっぱり何か違うなあ、ということで更に上からゴールドで塗装。超音波洗浄機+洗剤で洗いましたがモデリングワックスが落としきれなかったようでちょっと塗装を弾いてしまっています。
くすんだ金色といった感じなので再塗装前よりはゲームの色に近づいたのですが、撮影だと黄色が薄れているのでクリアイエローを重ね吹きした方が良かったかな……
ゲシュペンストMk-Ⅱは機体形状はMk-Ⅰと変わらないのですが、独自武装としてメガ・ビームライフルが付属します。形状はMk-Ⅰのニュートロンビームにそれなり近く、クイズで出されたら見分けられる自信がない。
加えて胸部からビームを放つメガブラスターキャノンの展開用パーツ。
メガ・プラズマカッターを左腕から引っこ抜く動作が再現可能。スプリットミサイルやスラッシュ・リッパーも付属しています。
そしてタイプS最大の必殺技である「究極! ゲシュペンストキック」。絶叫が面白い必殺技なので、フォリア役の勝杏里さんのシャウトを聞いてみたかった。
2.カラーレシピ
カラースプレー
本体ダークイエロー部:クレオス ダークイエロー→クレオス ゴールド
本体レッド部:クレオス レッド
本体等グレー部:タミヤ ロイヤルライトグレイ
エナメル塗料
アクリル塗料
本体ケーブル部:クレオス エメラルドグリーン
トップコート:つやなし