それを決めるのは。
「ゾンビランドサガ」3話。「くしゃみだけどくしゃみじゃない」リリィはたえのくしゃみからグループ名を閃く。マジック噛みという失敗(死)は、グループ名のヒントとして蘇った。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月9日
1話2話はラッキーやアドリブでピンチを乗り越えてきたさくら達だが、今回は拍手を受けない。そこにあるのは明白な失敗だ。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月9日
失敗への流れはいくつかの「けど〜ない」で描かれる。「書けてるけど書けてない」ゲリラライブの字、「伝わってるけど伝わってない」から起きるゆうぎりのさくらへのビンタ。フランシュシュのグループ名もサキへは音だけしか伝わっていなかった。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月9日
ゲリラライブもまた、その流れに従って成功しない。練習不足は明白、ダンスでぶつかり歌詞が頭から消える有り様は、さくら達フランシュシュの現在地そのものだ。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月9日
それでも、愛が言うように本気ならそれは伝わる。練習不足を補ってくれるのではなく、失敗を防ぐのでもないけれど、別の形で蘇らせるのだ。生きようとして明白に失敗するライブは、しかしこれまでの練習も含めて確かに愛と純子に伝わった。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月9日
「嗚呼 でも少し、怖いの…」「そんなことないからね ホラね 大丈夫だよ」
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月9日
駆け付けた2人の歌はただのフレーズでなく、生きた言葉だ。歌もライブも生きている。「live」が死者たるゾンビィを蘇らせる。
つまり「死んでるけど死んでない」!
なんねこれ……(デスおじ並感)#ゾンビランドサガ
この「けど〜ない」のプラスへの逆転と共に、失敗という名の死は新たに蘇る。1人でも喜んでくれた子がいて、次は半端なものは見せないとサキは決意し、愛と純子も積極的な参加を決める。こうしてゲリラライブは「失敗だけど失敗じゃない」成果を収めた。#ゾンビランドサガ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月9日
本作はゾンビという設定を使って物語を表現するのではなく、ゾンビでなければ表現できないものを目指している。その片鱗が僕にも感じられたように思います。次回も楽しみ。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月9日
それにしても、これまでからたえの中の人を予想するのは僕には無理だな……#ゾンビランドサガ