「歌舞伎町シャーロック」10話。今回の探偵役はシャーロックでも長屋の面々でもなくワトソンだ。依頼人はアイリーン、内容はその遺言を紐解くこと。たびたび姿を現す「幽霊」はワトソンをその役から掴んで離さない。#歌舞伎町シャーロック
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
しかし幽霊を見るのはワトソンだけであり、彼の疑念も悩みも他の人間は共有してくれない。モリアーティへの指摘が象徴するように、それらを開陳した時に味方のはずの長屋の住人は敵に回ってしまう。#歌舞伎町シャーロック
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
「1人にさせろ」とシャーロックは追い出すが、廃ホテルの落とし物探し同様、1人にされているのはワトソンの方。今回の依頼は事実上アイリーンの単独指名であり、ワトソンは誰に頼ることも許されない。#歌舞伎町シャーロック
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
しかしその遺言が示すところがそのままでないのなら。アイリーンに代わって場を引っ掻き回すのが役割であるならば。ワトソンは今回の探偵役として「大活躍」している。誰もが信用しないのが自然の中、甘言を囁く京極の凶相は見事にあぶり出された。#歌舞伎町シャーロック
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
敵は味方、味方は敵。マイクロフトが時には上司であるモランにすら嘘を付くように。ワトソンがシャーロックを守るために彼からUSBを盗み出すように。利するも害するもそのまま敵味方の別をつけさせてくれるものではない。#歌舞伎町シャーロック
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
歌舞伎町そのままに乱麻なこの状況に、次回シャーロックは快刀を振るってみせるのか。次回、手の込んだ芝居の内幕が開かされるのを待ちたいと思います。#歌舞伎町シャーロック
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日