「推しが武道館いってくれたら死ぬ」5話。人気投票のため、ファンを釣ろうと愛嬌を振りまくアイドル達。しかしそれは本当に釣っているのだろうか。むしろ彼女たちこそ、人気投票によってファンに釣られているのではないか。そこでは逆転が起きているのではないか。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月7日
これまでも描かれたように、地下アイドルとファンは互いに相似していて逆転の構図も簡単に成り立つ。心ならずもえりぴよに塩対応してしまっていた舞菜の心を悩ますのは、えりぴよが握手券1枚分しか会ってくれない「塩対応」。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月7日
段差の無かろうが逆転しようが、アイドルとファンは互いの一線を越えられない。折れたえりぴよの足は机に隠れ、また困惑する舞菜の足は机の向こうへは行けない。えりぴよが推し変した噂を聞いても、舞菜はファンにもえりぴよにも確かめることはできない。#推し武道 pic.twitter.com/KzR6Yl2SGH
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月7日
「待つことしかできない」。そう、ファンはアイドルが公の場に現れるのを待つことしかできないし、アイドルはファンが自分のステージを見に来てくれるのを待つことしかできない。両片思いでなければ出会えぬ不自由な関係だから、逆転もすれ違いも容易く生まれるのだ。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月7日
同時に、逆転やすれ違いは互いの真価を問う機会でもある。中間結果によって前列と後列を「逆転」した結果、ゆめ莉のダンスの上手さは舞菜単推しのえりぴよすら気付く機会となった。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月7日
そして、帰りに明かされるのはこれまた逆転だ。自分が眞妃を見ているだけだと思っていたゆめ莉は、自分の順位が下がるのも厭わずCDを大量購入する位に眞妃から見られていたことを知った。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月7日
それは逆転が生んだ幸せの例示であり、同時に他の誰もそっくり同じにはたどれぬ幸せ。喜びのプレゼントすら落ち込む結果に繋がるほど逆転してしまっているえりぴよと舞菜の幸せは、果たしてどこにある?#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月7日
というわけで、推し武道の5話レビューでした。「鬼ヶ島までついていきます、ワンワン!」……いかん、鼻血を吹いてぶっ倒れかねん。舞菜ちゃん君どんだけえりぴよのこと好きなのよ。すれ違いぶりといいゆめ莉と眞妃のラストといい悶絶度の高い回でした。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月7日
まあ僕はゆめ莉が前列に出ようが優佳の踊りを見てたけどな! ハート穴の私服の大胆さに目を疑ったし、指折るつもりで握手されたらその日1日くまささんに「うわ、気持ち悪ぃ」って言われてるの想像に難くない。やらかした発言も多いがそれも含めてこの娘なのである。#推し武道#優佳愛してる pic.twitter.com/xEdfdSi0KB
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月7日
足でなく手で支える土下座といった「逆転」要素の多さも面白かったですし、1話完結から続きを感じさせる事態やゆめ莉と眞妃の関係によってハードルが上がってもいる。どう乗り越えていくのか。次回も楽しみです。#推し武道
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月7日