「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」12話。カバームーブを利用してメイプルを助けようとするもペインに倒されるイズ。この時カバームーブは味方を巻き添えにしかねない未知を持つスキルへと「変化」している。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年3月26日
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防御用の多重障壁をフレデリカが拘束術として使ったように、変化することさせることは未知のものになることだ。故にメイプルも盾を守るものから機械神発動を隠す覆いに、そして自らの姿を変化させる暴虐のスキルによって勝利を収める。#防振り
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そして変化の力を使いこなせば、尽きたはずの未知も新たに生み出せる。メイプルのスキルを全て暴かれてしまっても、戦略をポイント稼ぎから他ギルド潰しに変化させれば脅威であり続けられる。#防振り
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天使から魔王へと変化したメイプルのもと、ギルド対抗イベントはボスモンスターに弱小ギルドが潰される阿鼻叫喚の場と化す。そしてその変化は、楓の木だけに起きるわけではない。#防振り
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他ギルド潰しの目的が一致したことで起きたのは、楓の木・炎帝ノ国・集う聖剣の事実上の共闘。敵として恐ろしかった相手も味方に変化すれば心強いもの。そしてその立場に立った時、メイプルの破天荒さはもう笑って受け入れるしかないものに変化する。#防振り
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それは運営にしても同様で、メチャクチャなことをしないかヤキモキしていた彼らはメイプルを見守る方向に姿勢を変化させた。無理に弱体化を考えなければかわいいプレイヤー、ゲームに与える利益も大きい。#防振り
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かくてイベントは終了し、満足の結果に楓(メイプル)は言う。「わたし人生変わっちゃった」……そう、彼女にとって最初の「変化」は、未知の世界であるVRMMOに飛び込んでみたことだった。未知だけでできているように思える楓自身もまた、変化によって未知となった存在なのだ。#防振り
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戦いが終われば恨みつらみはノーサイド、刃を交えた強敵もフレンド登録して盃を交わす友達、失態も後で見返せば笑える思い出……変化は誰にも、どこにも、どんな時にもある。絶対強者だったペインですら、メイプルとの戦いに自分を鍛え直す余地を見つけたのだから。#防振り
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メイプルの言う「普通」にツッコミつつも、彼女に関わった者はみな同じようになっていく。メイプルが変わり続け、また多くの人を変えていく世界。それがNWO――いや「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」なのだ。
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というわけで防振りの12話レビューでした。最終回が一番難しかったなあ……ペインとの決着が割と早々についてびっくり、「変化」が共通点と言えるのではと思いつくまでずいぶん時間がかかってしまいました。#防振り
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とにかく賑やか、1話の時点で十分おかしいのに更におかしくなっていく天井知らずなメイプルの強さ。よくこうもネタが続くもので……無軌道なほどに極端に振れられるのはゲームが舞台の作品ならではでしょうか。#防振り
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枠を見誤った結果今期最後に視聴を決めた作品でしたが、ラッキーでした。スタッフの皆様、お疲れさまでした。#防振り
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