「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸」2話。龍神丸を蘇らせるため逆さ創界山へやってきたワタル達。しかし彼が蘇らせなければならないのは、龍神丸だけではない。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月25日
©サンライズ・R#ワタル七魂 pic.twitter.com/6AjZKO9e32
例えば今回訪れた街では市長のワーイ=ファーイによって電波が悪用され、人々は相手に大切なものや思いを届けられなくなっている。この街では通信や運搬を「蘇らせる」ことが求められている。#ワタル七魂
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月25日
そしてそのためには、必ずしも電波を取り戻す必要はない。電波を使うのはあくまで通信や運搬のためであり、人から人へものを届けることさえ叶えば手段はそれほど重要ではないのだ。#ワタル七魂
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月25日
原点を、魂をこそ蘇らせることこそが重要なのだ。ワタルが配達人になることで、街の住人はメールという手段でなく人にメッセージを伝える原点へと帰っていく。#ワタル七魂
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月25日
そして原点に帰るのは住人だけではなくワタルもだ。彼は龍神丸の乗り手である以前に勇者なのである。そして彼にとっての勇者の原点は「困っている人を放っておかない」こと――落下する2人やメル達を助けるその行為こそ、龍神丸を失ったワタルが最初に蘇らせなければならないことなのだ。#ワタル七魂
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月25日
市長の座にあぐらをかき、通信電波の使用法や支持をどうやって得るかの原点を見失ったワーイ=ファーイとの戦いにはそうしたテーマがある。彼に苦戦し「困る」虎王達やメルを見捨てないため、今こそ龍神丸の魂の欠片が必要な来た。#ワタル七魂
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月25日
というわけでワタル七魂の2話レビューでした。1話に対してジュブナイル性の喪失という指摘を見てなるほどと思ったのですが、実際本作はそういう方向性のようです。原点をジュブナイルではなく、勇者として置いているのではないかなと(その良し悪しは旧作を忘れた身では語れない)。#ワタル七魂
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月25日
そしてこちらも次回の配信が延期。のんびり待ちますので、無理なく製作なさってください。#ワタル七魂
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月25日
追記。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月25日
上下左右に移動するビル、走らず飛ぶドローン自体が「地に足がついてない=原点を失っている」描写なんだな今回の街。#ワタル七魂