「ラブライブ!」2話。謎めいたところのある副会長・希は様々な形で穂乃果達の活動を支援する。支援の形が様々とは、力の形が様々ということだ。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月26日
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「アイドル」と1つの言葉にはできても、それが何か単一の力だけでできているわけではない。一からスクールアイドルを始めなければならない穂乃果達はアイドル活動を分解し、それが多くの「力」が集まって生まれているのだと知る。#lovelive
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衣装は?グループの名前は?歌は?作詞は?作曲は?踊りは? ステージから見えるものに限ってもこれだけの要素が、力が必要とされる。それを全て自前で賄おうとしても限界はあって、だから穂乃果達の準備も順調には進まない。#lovelive
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笑顔になるのはそれほど難しくない。腕立て伏せも動作そのものは単純。けれど「笑顔で腕立て伏せをする」のは困難だ。笑顔も腕立て伏せもそれぞれ異なる「力」で、その両方を持ち寄らねばアイドルという1つのものは存在できない。#lovelive
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そして実際のところ、そういう異なる力を全て自前で賄う必要はないのだ。照明やお客さんの整理は級友に頼めるし、グループ名は募集したっていい。直接アイドル活動をするのでなくとも、楽曲を提供してもらうことはできる。#lovelive
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アイドルはステージに立つアイドルだけで存在しているのではない。その裏で活動する人やファンまで含めた、様々な人が異なる力を持ち寄らなければアイドルは存在できない。#lovelive
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作詞もできない考えも軽い穂乃果にも、持ち寄る力は確かに備わっている。否、「持ち寄らせる力」をこそ彼女は持っている。彼女がスクールアイドルをやろうと言わなければ、ことりも海未も集まらないし真姫は曲を提供しないし級友も手伝わない。絵里も苦言を寄せはしない。#lovelive
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今はまだ3人だけのアイドル、投票もわずか1。しかし「μ's」というアイドルグループは確かにこの世に産声を上げた。持ち寄った異なる力が1つに集まった最初の形こそがこの2話なのだ。#lovelive
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というわけでラブライブの2話レビューでした。「スクールアイドル」というフォーマットはありつつも、同時に手作り手探りでやっていく感覚。職業としてのアイドルのプロ意識とはまた違った感覚がありますね。#lovelive
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主人公のパワフルさが要所で物語を牽引している感じですが、まだまだ出番の少ないこれから加入してくる子達にどんなドラマが待っているのか。のんびり付き合うつもりでいるのが良さそうです。
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