「ラブライブ!サンシャイン!!」1話。物語は「普通」を繰り返す千歌のモノローグから始まる。この場合の普通とは「何もない」と言い換えてもいいだろう。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) June 23, 2020
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実際、描かれるのは彼女が「持っていない」ことばかりである。人は集められない、部の申請はできない、4月の海に飛び込む子を助けられない、作曲もできない。穂乃果のように学校を救うという動機も「ない」。しかし「何もない」は「全てある」のと裏表。#lovelive_sunshine
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千歌は歌や踊り異常に、スクールアイドルの輝きそのものに憧れる。倒錯的なようでいて、スクールアイドルの全ては輝きに変換されるものなのだから本質を突いている。#lovelive_sunshine
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千歌は歌や踊り異常に、スクールアイドルの輝きそのものに憧れる。倒錯的なようでいて、スクールアイドルの全ては輝きに変換されるものなのだから本質を突いている。#lovelive_sunshine
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*訂正:異常→以上
千歌は「何もない」から「何にもなれる」素質を秘めている。ピアノのことなど何も知らなくともその話が梨子への励ましとなったように。友人の曜は千歌と共に夢中になること自体が夢で、だから彼女が本気なら対象はなんでも構わないように。#lovelive_sunshine
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例えるならそれは器だ。輝きの器だ。「何もない」彼女はだからこそ、μ’sより一層アクの強い少女達の求める輝きを受け止める器になれる。それこそはきっと、彼女の憧れる「スクールアイドル」そのものなのだ。#lovelive_sunshine
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というわけでサンシャインの1話レビューでした。今度の舞台は静岡県沼津市、実は実家の近くの町なので東海バスが映ってるだけで「おお」となってしまいます。訪れるのは市街地中心だったので、今回映ってる風景には全然馴染みないけど。#lovelive_sunshine
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「輝き」の概念は穂乃果達がスクールアイドルの概念を拡張した(「違いを統べる」)からこそ描けるし、千歌の姿はμ’sに憧れる後続の姿そのもの。延長線上の作品であることを強く認識する1話でした。#lovelive_sunshine
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千歌以外のメンバーも持つであろう「無い」を、千歌がどのように受け止めていくのか。そういうものが楽しめるのではと(4年遅れで)期待しています。
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