「ラブライブ!サンシャイン!!」5話。入学式で「堕天使ヨハネ」を披露してしまった津島善子は、今からでも「普通」の生徒になりたいと思っている。「普通」に悩む千歌とは対照的に思える。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) July 12, 2020
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しかし実際のところ「普通」も人によって変わるものだ。家電製品との縁に乏しい花丸には自動水栓だって珍しいし、普通押さないパソコンの電源ボタンも普通ではない(方言という地域的な普通を持つ花丸がこれを担うのは必然的配役)。#lovelive_sunshine
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善子が苦しむのは「堕天使ヨハネ」が「普通」になっているからで、当然それが他の人の「普通」とはかけ離れているから。そしてそれは「普通」に悩む千歌にとっては「特別」に思える。#lovelive_sunshine
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けれど「普通」が人によって変わるなら、「特別」もまた人によって変わる。「堕天使アイドル」などメッキに過ぎず、それは人気として定着しない――が、そこで否定されたのは「堕天使アイドル」であって「堕天使ヨハネ」ではない。#lovelive_sunshine
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千歌達は知る。善子は何より「輝きたかった」のだと。どんなに奇妙に見えてもその思いがある限り、それは千歌達と同じものだ。だったら、「輝きの器」たるスクールアイドルは、Aqoursは、千歌は、彼女の器になることができる。
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あなたを最高に輝かせたい、あなたの最高の輝きがほしい。そうやって、Aqoursは輝きを増していくのである。
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というわけでサンシャインの5話レビューでした。「アイドルになる」も「堕天使」もイタさという意味では変わらないものなあと納得。珍妙にも思えるスクールアイドルに私たちが慣れていることがそれを証明してくれる技ありのお話。#lovelive_sunshine
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痛々しさというのは共感に変わる時に破壊力満点になる、とも感じられた回でした。かわいいなあ。あれよあれよと6人揃いましたが、さて3年生組はどのようにして加入していくことになるのか。楽しみです。#lovelive_sunshine
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