「波よ聞いてくれ」4話。部屋の様子は同じようでも、うたた寝の内に過ぎる3時間。時はあっという間に過ぎ、その中では全てが同じでいられない。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月27日
©沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局#波よ聞いてくれ pic.twitter.com/jbNQDVhob4
ボイジャーをクビになったミナレだが縁は完全に切れたわけではなく、宝田が交通事故にあった穴埋めで再び働くことになる。まるで全てがもとに戻ったよう――ではない。宝田は不在で中原は夫婦経営を錯覚し、更には新たにマキエという女性が店員に加わる。#波よ聞いてくれ
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同じことの繰り返しのような日々でも、そこに存在するものは必ず変わっていくのだ。少女のままのような瑞穂ですらそれは例外でなく、自覚的に抗おうとしてもその全てからは逃れられない。
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ミナレもまた、自分に惚れた中原をすげなくあしらう日々が終わるのを感じていく。宝田の代わりに店を仕切る中でのアプローチは今までよりずっと積極的で、そしてそういう人の良さゆえに彼はマキエを放っておけない。#波よ聞いてくれ
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白昼堂々の中原の告白が「虚」だったわけではないだろう。しかしそれがこれからも「実」である保証などどこにもない。嘘が時を経て真実に磨かれこともあるし、真実がすり減って嘘に変わってしまうこともある。#波よ聞いてくれ
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だから内実を聞けば聞くほど夢物語の「虚」としか思えなかったミナレのラジオ冠番組が、突如「実」となっても何の不思議もない。ゆく川の流れではないが、永遠のように寄せては返す波も全ては別のものに変わっているのである。#波よ聞いてくれ
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というわけで波よ聞いてくれの4話レビューでした。いざ番組へ!ってサクセスではなく、心乱れての初番組。これはきっと良い内容になるぞとえげつないことを考えてしまいます。そう思わせてくれるに十分な、心ざわつかせる回でした。#波よ聞いてくれ
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楽しい一方、麻藤とミナレの掛け合いが少ないのが個人的には耳寂しかったですがそれは次回存分に味わえるのじゃないかな。さあさあ、ミナレは次回どんなトークを披露してくれるかしらん。#波よ聞いてくれ
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