「天晴爛漫!」3話。乱入してきたディランは自分から名乗りはしないが、ゴロツキは自然と彼が伝説のアウトロー、サウザンドスリーの1人と気づく。繋がりとは、自ら見出すものである。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月28日
©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS/天晴製作委員会#天晴爛漫 pic.twitter.com/PTsqQuiE2Y
実際、ディランに小雨を助ける義理はない。「美味い酒を飲みたいから」というのは彼が彼自身のために見出した繋がりであり、その事実には他者が口を挟む余地はない。#天晴爛漫
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世辞でも媚態でもなく挑戦状を叩きつける天晴をディランが咎めず面白がるのは、先述した自分と繋がる姿勢を見出したからだろう。己の中の道理(何と何を繋げるか)は、本質としてアウトローなものなのだ。#天晴爛漫
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だから天晴は、ヨーロッパからやってきた富豪の息子アルの倉庫借り入れにも恐れること無く断りに行く。法律的な釣り合いや遠慮など知ったことではない、己が望んだものに手を伸ばして届くなら、繋がれるなら彼は遠慮なく手を伸ばす。#天晴爛漫
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そういう天晴の姿勢を、小雨も次第次第に受け入れつつある。「確かにあいつは自分勝手で無礼な奴だけど、嘘をついたりいい加減なことを言う奴じゃないんだよなあ」……ハチャメチャではあるが、彼の中の道理が通っていることだけは確かだと認めている。#天晴爛漫
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アルとの勝負でコース決定権を委ねられた天晴は「荒野」にいる、法律の外(アウトロー)にいる。自由とは険しく、されどどこへでも行くことのできるもの。その中で自分が目的を果たせる道理を――繋がりを見出すことこそ、この3話が天晴に課したテーマ。#天晴爛漫
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だから天晴は、他人には見えない繋がりを駆使してアルとのレースに勝利する。繊細過ぎるほどのアルの車にはできないラフなショートカット、そして分解するほど単純な作りだからこそできるエンジン吹っ飛びを用いたゴール先着、車の到着を条件としなかったからこその勝利……#天晴爛漫
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アルが言うように天晴のやり方はメチャクチャで、無効だと文句を言うのも不可能ではない。だがそうしないのは、アルもまた弟の立場から会社を継ごうとするアウトローの気質を持つからであろう。#天晴爛漫
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それはレースを見ていたシャーレンも変わらない。天晴が勝ったことは彼女の身の上には何の関係もない。しかし不可能なことと不可能と思われることは違うと証明されたと感じるからこそ、彼女も法律や常識の埒外の荒野へ己の足で歩みだすのだ。#天晴爛漫
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というわけで天晴爛漫の3話でした。荒野だッ!(興奮) 幼くも復讐を誓うホトトも含め、各人が己を縛り付けるものへの反逆を企てる姿が相乗効果を生み出しテーマを強化する。バラバラの一体感とでも呼ぶべき面白さ。#天晴爛漫
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今はまだ姿を見せない競争相手達も、果たしてどのように天晴とテーマを分かち合っていくのか。続きがいっそう楽しみになる3話でした。スタッフの皆様、続きお待ちしてます!#天晴爛漫
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月28日