「天晴爛漫!」5話、小雨との交流がほとんど描かれていないダイナーの店主はしかし、彼との関係が良好であったことを覗かせる。繋がりは目に見えるものばかりではない。(以下続く)
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それは今回のセスの様子からも明らかだろう。ドレスコードだけで「見世物小屋の猿」と天晴を見下した彼は、TJの服装との整合性に苦しみまた彼がアルからライバル視までされていることに驚きを隠せない。
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表面地表に見える繋がりなどはごく一部に過ぎず、地下にはより大きく水脈のように広がっている。1話では単純に見えた大会ルールは実はビッグボスの優位性に繋げられているし、レースには企業・政治家・アウトローそして各参加者の思惑が複雑に絡み合っている。#appare
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前回勝利のために駆けた荒野で地雷を踏んだデビットのように、地下水脈のような繋がりはどこに繋がるか分からない。重なって見える道筋すら1つではなく、バラバラに見える道筋はむしろ同じ場所へ続く。そのことを本作は、5話かけて1話冒頭へ戻ることで証明してきた。#appare
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人にできるのは己が見出した道(繋がり)を突っ走って、その先に何があるのか確かめることだけ。見届けるソフィアも全ての繋がりを掌握し悲劇へと繋げているつもりの男もまた、車に乗って道を行く者の例外ではないのだ。
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というわけで天晴爛漫の5話レビューでした。「見えなくとも繋がっている」というのは1話で示されたものだったので違いをどう位置づけるか悩んだのですが、「万人が荒野の上にいる(繋がっている)」というところに意味があると考えればいいのかな。#appare
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レースによって果たせる目的もあれば、レースに乗じたり潰えさせることで果たせる目的もある。この横断レースは参加者以外まで含めた人々の思惑の走る「荒野」であり「道」の結節点・交差点。#appare
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どいつもこいつも魅力的なので、「イイ」結末を迎えてほしいものです。レース開始までに話数の半分近くを費やした本作の構成もまた荒野の上にあり、どんなコース取りをしているのかドキドキです。#appare
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